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5.休眠打破

2)休眠打破

 

 休眠打破は11月〜1月の休眠期にシアナミド液剤を用いて、結果母枝に散布または塗布するが、11月下旬から12月中旬に行うと最も効果的である。
処理濃度は、使用薬剤により希釈倍率が異なり注意が必要となるため、薬剤の表示ラベルに従い、適正濃度を厳守する。
なお、処理濃度が濃くなると芽枯れが発生しやすいので、樹の栄養状態や充実程度を判断して濃度を決める。
ビニルを除去していないハウスにおいては、ハウス内および樹が乾燥しているため、処理前に幹枝に散水を行い湿度を高めてから処理を行う。あわせて、処理後も休眠打破効果を高めるため、打ち水や枝水散水を行いハウス内の湿度を高く保つ。
また、早い作型においては、発芽率や発芽揃いを更に安定させるため、2回処理を行うことができる。処理は、晴れた日を選んで行い、2回目は、1回目処理後7〜14日に天候の良い日を選んで行う。2回処理を行う場合は、薬害のおそれがあるため、JA、普及部等関係機関の指導を受けること。

 



お問い合わせ先

農業技術センター

島根県農業技術センター
〒693-0035 島根県出雲市芦渡町2440
 TEL:0853-22-6708 FAX:0853-21-8380
 nougi@pref.shimane.lg.jp
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