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ハウス構造と付帯設備
3)被覆材の種類と特性
(2)硬質フィルム
多年被覆による張り替え労力の節減をねらいとし耐久性のすぐれた被覆材として開発され、今後施設がより高度化するにつれ必要性が高まってくるものと考えられる。
硬質フィルムには軟質フィルムと同様塩化ビニルとポリエステルがある。当初の硬質フィルムは耐久性のほか透光性、耐候性、対衝撃性に優れていたがコストが高いこと、材質が硬いため引き裂き強度が弱く展張しにくいのが欠点であった。
ポリエステル硬質フィルムのシクスライトは透光持続性と、それまでの硬質フィルムの弱点であった引き裂き強度に優れ3〜5年被覆には耐え、1970年代の終わり頃から日本の施設園芸に急速に普及した。現在では耐用年数等、さらに優れた性能のものが開発されており、本県の‘デラウェア’栽培においても被覆に労力のかかる屋根型ハウスが建設されれば併せて導入を検討したい。
お問い合わせ先
農業技術センター
島根県農業技術センター 〒693-0035 島根県出雲市芦渡町2440 TEL:0853-22-6708 FAX:0853-21-8380 nougi@pref.shimane.lg.jp <携帯・スマートフォンのアドレスをご利用の方> 迷惑メール対策等でドメイン指定受信等を設定されている場合に、返信メールが正しく届かない場合があります。 以下のドメインを受信できるように設定をお願いします。 @pref.shimane.lg.jp