海外へ渡航されるみなさまへ
これから、夏季休暇を控え、人の移動が増加し、海外へ渡航される方も予想されます。
海外では、日本で流行していない病気や発生していない病気もたくさんあります。
快適な渡航となるよう、感染予防に気をつけましょう。
◆海外での感染症予防のポイント
- 感染症に対する正しい知識と予防方法を身に付けましょう。
- 渡航地や渡航先での行動によって異なりますが、最も感染の可能性が高いのは食べ物や水を介した消化器系の感染症です。
- 日本で発生していない、動物や蚊・マダニなどが媒介する病気が海外では流行していることがあり、注意が必要です。
- 人から人に広がる感染力の強い麻しん(はしか)、風しん及びポリオが流行・発生している地域があります。
◆渡航する前のポイント
- 渡航先の感染症発生状況に関する最新の情報を確認しましょう。
- 渡航前に、これまで受けた予防接種について確認しましょう。国内の感染症を海外に持ち出さない、又は海外の感染症を国内に持ち込まないために、国内で予防接種が推奨される疾患であって予防対策が不十分なものがあれば、予防接種を検討しましょう。
- 海外渡航に際し推奨されている予防接種で、まだ受けていないものがあれば、時間的な余裕をもって医師にワクチン接種の相談をしましょう。
〇厚生労働省検疫所FORTH(検疫所)ホームページ(外部サイト)
〇外務省ホームページ>渡航関係情報>医務官駐在公館情報(外部サイト)
〇外務省海外安全ホームページ(外部サイト)(医療・健康関連情報(外部サイト))
◆渡航中に注意すべきこと
- 生水・氷・カットフルーツの入ったものを食べることは避けましょう。
- 食事は十分に火の通った信頼できるものを食べましょう。
- 蚊・ダニに刺されないように、服装に注意し、必要があれば虫よけ剤を使うなどしましょう。
- 動物は狂犬病や鳥インフルエンザなどのウイルスをもっていることがあります。またヒトコブラクダはMERSコロナウイルスを持っていることがあります。むやみに近寄ったり、触らないようにしましょう。
- 薬物やゆきずりの性交渉で感染し、一生の後悔をすることのない行動をとりましょう。
◆帰国後に体調が悪くなったら
- 空港や港に設置されている検疫所では、渡航者を対象に健康相談を行っています。帰国時に発熱や咳、下痢、具合が悪いなど体調に不安がある場合、又は、動物に咬まれたり、蚊に刺されたなど健康上心配なことは、検疫官に相談してください。
- 感染症には、潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が数日から1週間以上と長いものもあり、渡航中あるいは帰国直後に症状がなくても、しばらくしてから具合が悪くなることがあります。その際は、早急に医療機関に電話連絡し、渡航先、滞在期間、現地での飲食状況、渡航先での職歴や活動内容、動物との接触の有無、ワクチン接種歴などについて必ず伝えて相談してください。
- その他不安な点は、最寄りの保健所にお問い合わせください。
関連リンク
○世界の流行状況は、FORTH(検疫所)ホームページ(外部サイト)を見てください。
お問い合わせ先
薬事衛生課
島根県健康福祉部薬事衛生課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 (事務室は松江市殿町2番地 第2分庁舎3階にあります) TEL: 0852-22-5260(水道係) 0852-22-6530(感染症対策係) 0852-22-5259(薬事係) 0852-22-6529(営業指導係) 0852-22-6292(食品衛生係) FAX: 0852-22-6041 0852-22-6905(感染症対策係) yakuji@pref.shimane.lg.jp