認知症サポーター
高齢者の約4人に1人が認知症の人またはその予備群であり、高齢化が進み認知症の人はさらに増加すると言われています。
県と市町村は、「認知症になっても安心して笑顔で暮らせるまちづくり」を目指して、「認知症サポーター」の養成に取り組んでいます。
「認知症サポーター」とは、認知症について正しく理解し、地域で認知症の人やその家族を温かく見守り、自分のできる範囲で手助けする応援者です。
例えば、「友人や家族に講座で学んだ知識を伝えていく」ことや、「認知症の人や家族の気持ちを理解するよう努める」といったことも、認知症サポーターにできる支援の一つです。
あなたも認知症サポーターとなり、自分の家族や、地域の方、友達、知人が安心して暮らすことのできる応援者の一人になりませんか?
認知症サポーターになるには
「認知症サポーター養成講座」を受講すると、認知症サポーターになることができます。
受講すると、認知症を支援するサポーターの目印として、「認知症サポーターカード」(市町村毎にデザインが異なります)、もしくはオレンジ色のブレスレット「オレンジリング(全国共通デザイン)」が渡されます。※市町村によって、お渡しするものが異なります。
【オレンジリング】【例:松江市の認知症サポーターカード】
認知症サポーター養成講座開催申込
「認知症サポーター養成講座」は、市町村ごとに開催されています。
市町村で開催される認知症サポーター養成講座については、最寄の市町村担当課(募集チラシをご参照ください)へお問い合わせください。
認知症キャラバン・メイト
「認知症キャラバン・メイト」は、「認知症サポーター養成講座」の講師役を務める人です。
県では、市町村と連携し、認知症キャラバン・メイトを養成しています。
認知症キャラバン・メイトとなるには「キャラバン・メイト養成研修」を受講する必要があります。
令和6年度認知症キャラバン・メイト養成研修(※受付は終了しました)
地域での認知症の理解普及等を目的とした「認知症サポーター養成講座」の講師役を担う「キャラバン・メイト」の養成研修会を開催します。
■日時
令和6年10月30日(水)10:00~17:00
■会場
島根県立男女共同参画センターあすてらす研修室6
■対象者
介護従事者(ケアマネージャー、施設職員等)、医療従事者(医師、看護師等)、介護相談員、民生児童委員、認知症の人と家族の会会員、行政職員、その他(ボランティア等)
※認知症サポーター養成講座の講師をつとめる意思がある方に限ります
■内容
受付(9:30~10:00)
開会(10:00)
1.オリエンテーション(10:00~10:30)
「キャラバン事業の取り組みについて」
2.講義(10:30~12:30)
「認知症を理解する」
講師:島根大学医学部附属病院・基幹型認知症疾患医療センター安部哲史氏
3.講義及びグループワーク(13:30~16:45)
「認知症サポーター養成講座の運営方法」
講師:認知症の人と家族の会島根県支部代表黒松基子氏
4.事務連絡(16:45~17:00)
修了証授与ほか
閉会(17:00)
※詳しくはこちらのカリキュラムをご覧ください(PDF:94kb)
※お申し込み、お問い合わせは、各市町村の高齢者福祉、認知症施策担当課までお願いします。
全国キャラバン・メイト連絡協議会
「全国キャラバン・メイト連絡協議会」は、認知症サポーター、認知症キャラバン・メイトの養成を推進する全国組織です。
認知症サポーター養成数などの全国での取組状況、養成講座についてのQ&Aなどが紹介されています。
お問い合わせ先
高齢者福祉課
〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
・高齢社会支援係(生涯現役・生きがいづくり、介護支援専門員の登録・証交付など)0852-22-5204
・援護・恩給係(戦没者等遺族・戦傷病者への援護事業、中国残留邦人等への援護事業など)0852-22-5240
・介護人材係(多様な介護人材の確保、介護テクノロジー定着支援事業など)0852-22-5718
・計画推進係(介護保険事業支援計画、介護支援専門員実務研修受講試験、しまね福祉・介護人材育成宣言 事業所制度など)0852-22-6520
・施設サービス係(入所・入居系介護サービス事業者の指定・指導など)0852-22-5235
・居宅サービス係(訪問系・通所系介護サービス事業者の指定・指導など)0852-22-5928
・地域包括ケア推進室(医療・介護連携、認知症施策など地域包括ケアシステムについて)0852-22-6341
FAX:0852-22-5238
kourei@pref.shimane.lg.jp