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若年性認知症

 認知症は年齢が若くても発症することもあります。65歳未満で発症した認知症を「若年性認知症」と呼んでいます。

 若年性認知症は、働き盛りの世代で発症することもあるため、仕事や子育てなどに影響し、職場や地域、家庭といった様々な場面で困られることも多く、職場や地域の皆さま方の理解や支援が求められます。

 

若年性認知症について知りたいとき

 若年性認知症に関する研究事業や研修事業、ならびに普及啓発等をおこなっている「認知症介護研究・研修大府センター」では、厚生労働省から委託を受け、若年性認知症に関わる様々な説明を掲載したハンドブックを作成しています。

 また、ホームページには若年性認知症に関わる様々な情報が掲載されています。

 ・若年性認知症ハンドブック等(外部サイト)

若年性認知症相談・サービスガイドブック(島根県版)

 若年性認知症の人が認知症とともに歩んでいくために、本人や家族が利用できる相談窓口やサービス等を掲載したガイドブック(島根県版)を作成しております。

 ガイドブックには、若年性認知症の人やご家族が知っておきたい制度やサービスを掲載しています。

 利用したい項目や気になる項目について、お気軽にお問合せください。

 ・若年性認知症相談・サービスガイドブック(PDF)(令和6年4月改訂)

 ・若年性認知症相談・サービスガイドブック(デジタルブック)(令和6年4月改訂)

 

 ガイドブック表紙

 

若年性認知症に関する相談窓口

若年性認知症コールセンター(認知症介護研究・研修大府センター)

 「認知症介護研究・研修大府センター」では、厚生労働省から委託を受け、若年性認知症に関わるコールセンターも開設しています。

 

 ・電話番0800-100-2707(通話・相談は無料です)
・受付時月曜日〜土曜10:00〜15:00(年末年始・祝日を除く)
若年性認知症コールセンター(外部サイト)

 

しまね若年性認知症相談支援センター

 県では、若年性認知症の人やその家族の支援を行うため、「しまね若年性認知症相談支援センター」を開設し、若年性認知症支援コーディネーターがご本人、ご家族からのご相談に応じています。

 また、ご本人やご家族のほか、医療機関や介護等サービス提供事業者、若年性認知症の人がお勤めの事業所などからの相談も受け付けています。

 

 ・電話番0853‐25‐7033

 ・受付時月曜日~金曜日10:00~16:00(年末年始・祝日・お盆は除く)

 ・所在〒683-0001出雲市今市町1213番地出雲市保健センター内公益社団法人認知症の人と家族の会島根県支部

 ・若年性認知症相談窓口のお知らせ(PDF)(令和6年4月現在)

 

 ※来所や訪問による相談にも応じますが、事前に電話でご相談ください。

 ※若年性認知症に関する相談は、従来通り各市町村でも行っています。

 ※各市町村の相談窓口(令和6年4月現在)についても、『若年性認知症相談窓口のお知らせ(PDF)』でご確認ください。

 

 チラシ

 

若年性認知症コーディネーター

 お住まいの市町村の窓口やかかりつけ医、職場をはじめ、地域の関係機関と連携しながらご本人の希望や状況に応じた支援を行います。

 

 ・主治医と連携しての日常生活の助言、専門医療機関や認知症サポート医などの情報提供

 ・社会保障(経済的な援助)の情報提供、手続きの支援

 ・地域で利用できるサービス(社会資源)の情報提供と利用に関する助言

 ・就労(継続)支援

 ・財産管理や福祉・介護サービス等の手続きの相談など

 ・コーディネーターの具体的な支援事例を紹介しています(別ページ)

 

 ※「しまね若年性認知症相談支援センター」及び「若年性認知症支援コーディネーター」は、島根県が「公益社団法人認知症の人と家族の会島根県支部」へ委託の上実施しています。

 

若年性認知症自立支援ネットワーク会議

 島根県では、国の認知症施策推進大綱に基づき、若年性認知症相談窓口の設置および若年性認知症支援コーディネーターの配置をはじめ、若年性認知症の相談支援の体制構築を進めてきました。

 65歳未満で発症する若年性認知症は働き盛り世代で発症することもあるため、職場や家庭、地域など様々な場面で重層的に問題や困りごとが生じることも多く、関係機関、支援機関等の連携した支援が求められます。

 平成30年度からは本会議を設置し、有効な支援が展開できるよう、関係機関や団体が支援ネットワークを構築し、連携・相互協力するために情報共有や意見交換等を行っています。

若年性認知症自立支援ネットワーク研修会

 若年性認知症の人の支援を円滑に行うために、若年性認知症の人の支援等に携わる関係者の困り事や必要な情報等を汲み取り、必要な知識や技術の習得、若年性認知症支援コーディネーターの役割や支援内容の周知などを通して、関係者同士の相互理解の浸透と、顔の見える関係づくりを目的として令和5年度より研修会を行います。

若年性認知症の本人・家族のつどい(まいるど)

 現在、若年性認知症の当事者として、全国の講演会やメディア等で活躍しておられる方も、「認知症」と診断された時は、悲観的になり深く落ち込んだり、閉じこもる辛い期間を過ごしてこられました。そのような時、若年性認知症の当事者同士で語り合う機会をもったことで、「一人ではない」、「仲間がいるから頑張ろう」と前向きな気持ちに変わり、新たな活動を始めるきっかけとなった、と皆さんがおっしゃられます。また、ご家族同士で話をすることで、ご本人を支える家族としての不安や悩みの軽減につながる機会にもなります。

 県内でも、若年性認知症相談支援センターや認知症の人と家族の会による、当事者と家族のつどいが開催されています。当事者同士、ご家族同士で交流し、情報交換や仲間作りをしませんか。若年性認知症の人と家族のつどいの名称は『まいるど』です。『まいるど』には、「穏やかにゆっくりと前に向かって進んで行こう」という思いが込められています。開催日程等の問い合わせ、自分も何か活動したい、当事者同士で集まって何かしたいという方は、「しまね若年性認知症相談支援センター」まで連絡ください。若年性認知症支援コーディネーターがご支援、ご協力いたします。

しまね若年性認知症相談支援センター(まいるど)

 ・電話番号:080-1636-1797(まいるど東部)

 ・電話番号:080-1636-0969(まいるど西部)

若年性認知症関連サイト

●治療と仕事の両立支援(島根労働局)

 ・病気を抱える労働者が、適切な治療を受けながら安心していきいきと働き続けられる取組です。

 ・相談窓口の案内、両立支援に役立つ冊子やパンフレット、両立支援関連イベントや施策の案内など

 ・治療と仕事の両立支援(外部サイト)


●高次脳機能障がい者支援

 ・高次脳機能障がいとは、病気(脳卒中や脳炎など)や事故(交通事故や水に溺れるなど)等で脳が損傷を受け、脳の機能がうまく働かなくなる状態で、認知症の原因疾患の1つです。

 ・高次脳機能障がいの症状として、「記憶障がい」や「遂行機能障がい」、「注意障がい」や「社会的行動障がい」などがあります。

 ・高次脳機能障がいについて(島根県ホームページ【障がい福祉】)


お問い合わせ先

高齢者福祉課