夏場の食中毒にご注意ください
今年の夏もかなりの猛暑が予想されております。
食品の取扱に注意して、快適な夏を過ごしましょう。
食中毒予防の3原則は「つけない」「増やさない」「やっつける」です。
食中毒に十分注意して、この夏を乗り切りましょう!
カンピロバクター食中毒
平成19年の食中毒発生件数第1位(416件)!
鶏肉や牛レバーはこの菌に汚染されている確率が高いため、鶏肉や牛レバーの生食及びこれらによって二次汚染された食品が
この食中毒の主な原因です。菌自体は熱や乾燥に弱いですが、感染力は強く、菌の数が少なくても感染することがあります。
予防方法
・食肉はしっかり加熱する(75℃1分以上)
・食肉を扱う調理器具や容器は他と分ける
・器具を使い終わったら、殺菌・消毒
・食肉を扱った後は、きちんと手を洗う
腸管出血性大腸菌(O−157)食中毒
人から人へも感染!
牛レバー、ユッケなどの生肉や、加熱不十分な焼肉などのほか、二次汚染されたと考えられる食品など、原因食品は多岐にわたります。
人から人へも感染し、子どもや高齢者などは重症化することもあるので注意が必要です。
予防方法
・生肉を扱った箸、トングで加熱後の肉を扱わない
・食肉はしっかり加熱する(75℃1分以上)
・生肉の喫食は避ける(子どもや高齢者は特に)
・器具を使い終わったら、殺菌・消毒
・食肉を扱った後やトイレの後、またオムツを扱った後など、きちんと手を洗う
腸炎ビブリオ食中毒
毎年、夏場に多く発生!
刺身やすしなどの生食用魚介類が主な原因となるほか、平成19年には低塩分(4%程度)のいかの塩辛も原因となりました。また、
二次汚染された食品も原因となります。塩分濃度が3%程度のところでよく発育し、海水の温度が20℃を超えるとよく増殖します。
予防方法
・魚介類は調理前に真水の流水でよく洗う
・夏場の魚介類はなるべく加熱して食べる
・魚介類を扱う調理器具や容器は他と分ける
・器具を使い終わったら、殺菌・消毒
・生食用魚介類は10℃以下(できれば4℃以下)で保存する
チラシのダウンロードはこちら(Wordファイル:206KB)
お問い合わせ先
出雲保健所
〒693-0021 島根県出雲市塩冶町223-1 島根県出雲保健所 TEL :0853-21-1190 FAX :0853-21-7428 E-mail:izumo-hc@pref.shimane.lg.jp