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ノロウイルスに関するQ&Aの改訂について(出雲保健所)

 ノロウイルスは、現在、国内で発生する食中毒事件の病因物質として常に上位を占め、また、冬季に多発する感染性胃腸炎の集団発生も多くはノロウイルスによるものと考えられています。
ノロウイルスは、感染力が強く、大規模な食中毒など集団発生を起こしやすいため、予防するためには正しい知識と予防対策について理解する必要があります。

 厚生労働省では、次のとおりノロウイルスに関するQ&Aを作成していますが、平成27年6月30日付けで内容が一部改訂されました。

 

厚生労働省ホームページ(外部サイト)「ノロウイルスに関するQ&A」

 

 

 

主な改訂点について

1.消毒液の保管について

 ノロウイルスの消毒には次亜塩素酸ナトリウムを用います。

 消毒液は市販の塩素系漂白剤を希釈して作ることができますが、その際に飲食物容器を用いて作ったり、容器にきちんと「消毒薬」であることを明記していなかったために、消毒薬を誤って飲んでしまう事故が発生することがあります。

 消毒液を保管しなければならない場合は、誤って飲むことがないように、容器に消毒液であることをはっきりと明記して保管しましょう。

 

2.手洗い方法について

 最近の知見に基づき、手洗いに関する記述が一部改訂されました。

 石けんと流水による手洗いは、手指に付着しているノロウイルスを減らす最も有効な方法です。

 一方、一般的な感染症対策として消毒用エタノールによる手指消毒が行われることがありますが、石けんと流水を用いた手洗いの代用にはなりません。

 ただし、すぐに石けんと流水による手洗いが出来ないような場合は、あくまで一般的な感染症対策の観点から、消毒用エタノールによる手指消毒を手洗いの補助として行ってください。

 

 

ノロウイルスに関するQ&A新旧対照表(PDF191KB

 

 

 

 

 

 

 


お問い合わせ先

出雲保健所

〒693-0021 島根県出雲市塩冶町223-1
       
             島根県出雲保健所

   TEL :0853-21-1190
   FAX :0853-21-7428
   E-mail:izumo-hc@pref.shimane.lg.jp