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手洗い教室を開催しました

食品衛生月間(8/1から8/31)行事として、食品衛生協会出雲支所と合同で手洗い教室を実施しました。

8月4日多伎児童クラブ『夏休みこども手洗い教室』

出雲保健所では、食中毒予防対策として重要な「手洗い」について、子供の頃から習慣づけるため、昨年から小学生等を対象とした「手洗い教室」を開催しています。

タベルマン写真

 平成26年8月4日、多伎児童クラブにて、食中毒予防のための『夏休みこども手洗い教室』を実施しました。

 食中毒予防の話のあと、バイキンが登場!

 「多伎っこのおなかの中にもぐりこんで、こわーい食中毒をおこしてやるぞ!」と児童をおどかしました。

 そこへ、日本食品衛生協会キャラクター『タベルマン』が現れ、食中毒予防にちなんだ技でバイキンをやっつけてくれました。

 その後、タベルマンが出す二者択一クイズに挑戦!難しい問題もありましたが、正解するたびに児童からは歓声があがりました。

 クイズの後は、蛍光ローションをつけた手を、普段自分がしている方法で手洗いし、ブラックライトで照らして洗い残しを観察しました。

 蛍光ローションが落ちていないことがわかると、児童からは驚きの声があがりました。

 その後、職員が、上手な手洗いの仕方を説明し、再度手を洗い、きれいに洗えることを確認しました。

 指先やつめの間に残ったローションがなかなかとれず、何度も手を洗いに向かう児童の姿もありました。

 最後に、タベルマンから食中毒防止隊の隊員証と、手洗いの順が描かれたタベルマン下敷きをプレゼントしてもらい、手洗い教室を終了しました。

 

 

 

食中毒予防クイズの風景 

 <タベルマンと一緒にクイズで食中毒予防について知ろう!>

 

洗いのこしを確認する児童

 <洗い残しをみんなで確認!>

 

上手な手洗いについて勉強する児童

 <上手に洗える手洗い手順を覚えよう!>

 

一生けん命手洗いをする児童

  <きれいになったかな!?>

 

-------------------------------児童の感想(一部抜粋)---------------------------------

・ゲーム、げきがたのしかったです(1年)

・てあらいのしかたや、らいとでやったことがたのしかったです(1年)

・じょうずにてあらいのことをおしえてくれてうれしかったです(1年)

・たべるまんがかっこよかったです(1年)

・てあらいがじょうずにできてうれしかったです(1年)

・いろいろなばいきんがいたことをはじめてしりました(2年)

・手をあらうことによって食中どくから身をまもったりできることが分かったので

 これからは自分で手がよごれたと思ったら手あらいをきちんとしようと思います(3年)

・手のあらいかたがあったことにきがつきました(4年)

 

 

 

8月7日平田保育所『てあらいきょうしつ』

タベルマン写真

 

 平成26年8月7日、平田保育所にて『てあらいきょうしつ』を実施しました。

 食中毒予防のための3つのお約束(1・バイキンをつけない、2・バイキンをふやさない、3・バイキンをやっつける)を話すと、

 ひとつひとつ元気に「はーい!」とお返事しながら聞いてくれました。

 そこへバイキンが登場!!あまりの迫力に園児のみなさんが大泣き。そこへタベルマンが現れ、バイキンをやっつけてくれました。

 「タベルマンがバイキンをやっつけたからもう大丈夫だよー!」とタベルマンピンクが声をかけてくれました。

 その後、保育所の先生方に蛍光ローションをつけて手を洗ってもらい、みんなで洗い残しを確認しました。

 そこへ再びバイキンが登場し、上手にローションが落ちていなかった先生たちを連れて行ってしまいました!

 園児のみなさんは、大好きな先生を取り戻すため、手洗いの上手なお兄さんと一緒に手洗いの手順を勉強し、無事先生を取り戻しました。

 終了後、食中毒防止隊隊員証とタベルマン下敷きをプレゼントしました。

みっつのお約束
 <食中毒予防についての3つのお約束を知ろう!>
バイキンと戦うタベルマン
 <バイキンに冷却銃クールビームをおみまい!!>
洗いのこしをみんなで確認
 <先生の洗い残しを大画面に映し出してみんなで見るよ!>
バイキンに連れていかれる先生たち
 <きゃー!!大好きな先生がバイキンにさらわれたー!!>
下敷きプレゼント
 <先生を取り戻したぞ!隊員証と下敷きをプレゼントしまーす>

家庭での食中毒予防について(みんなでチャレンジ!食中毒予防三原則)

気温・湿度ともに上がってくると、細菌が増えやすくなり、細菌性食中毒がおこりやすくなります。

食中毒といえば、飲食店や旅館で発生するイメージがありますが、実は食中毒の2割は家庭内で起こっていると言われています。

幼児や高齢者が食中毒になると、脱水症状になり危険です。また、腸管出血性大腸菌のように、菌によっては重篤な合併症を起こすことが知られています。

家庭での食中毒を予防するために、以下のポイントを押さえ、家族の健康を守りましょう。

1.(食中毒菌を)つけない

・調理の前やトイレから出たあと、食事の前には十分な手洗いを行いましょう。

 石鹸をつけ、流水でよくすすぐことで汚れと一緒に細菌も流れおちていきます。

・調理器具は使い分けましょう。

 肉や魚には、食中毒菌が付着している可能性があります。

 生肉や生魚を切ったまな板や包丁で野菜等を刻んでサラダを作ると、肉や魚に付着していた菌がまな板や包丁を介して野菜を汚染します。

2.(食中毒菌を)ふやさない

・出来上がった料理は、あたたかいものはあたたかいうちに、冷たいものは冷たいうちに食べるようにしましょう。

 細菌の多くは、20℃から45℃でよく増殖します。室温放置しておくと、食中毒菌が食品の中で増え、食中毒の原因となりますので、保存する場合は冷蔵保存しましょう。

・生肉や生魚、生卵は、購入後、速やかに冷蔵保存しましょう。

 生鮮食品には、食中毒菌が付着している可能性があります。購入後は速やかに冷蔵庫で保管しましょう。

3.(食中毒菌を)やっつける

・調理の際は、中心部まで十分加熱しましょう。

 食中毒菌のほとんどは、加熱(75℃1分以上)することで死滅します。

・調理器具は消毒しましょう。

 布巾やまな板等は、定期的に塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム水溶液)などの消毒液で消毒しましょう。

 

 

お問い合わせ先

出雲保健所

〒693-0021 島根県出雲市塩冶町223-1
       
             島根県出雲保健所

   TEL :0853-21-1190
   FAX :0853-21-7428
   E-mail:izumo-hc@pref.shimane.lg.jp