牛海綿状脳症(BSE)検査の見直しについて
島根県内のと畜場に搬入される牛の牛海綿状脳症(BSE:bovinespongiformencephalopathy)検査対象月齢が平成25年7月1日から「48ヶ月齢超」に変更になります。
詳しくは、薬事衛生課ホームページをご覧ください。
◆見直しの理由
12013年5月13日、食品安全委員会が、「BSE検査対象月齢を48ヶ月超に引き上げても、人への健康影響は無視できる」と食品健康影響評価結果を示した。
22013年5月28日、国際獣疫事務局(OIE)が、日本をBSEについて「リスクが無視できる国(いわゆる清浄国)」と認定した。
3県内の生産者、消費者等の団体から「全頭検査見直しに同意する意見」が多かったことなど。
以上の点について、総合的に勘案し、次のとおり方針決定しました。
◆島根県の方針
- 本年7月1日から、BSE検査対象月齢を「48ヶ月齢超」に変更。
- 県内と畜場における特定部位の除去は、従来通り全月齢について実施。
- 消費者及び関係者等の理解が得られるよう、BSE対策や食肉の安全性について周知していく。
◆島根県におけるBSE対策
- 飼料規制(牛がBSEに感染しないようにする対策)の徹底
- 特定危険部位(SRM)の除去及び焼却(人がBSEに感染しないようにする対策)の徹底
- BSE検査(異常プリオンの有無を調べる検査)の実施
※検査対象:48ヶ月齢(4歳)超の牛
◆検査対象月齢の見直しに関する詳しい資料
- 牛海綿状脳症(BSE)対策の見直しに係る食品健康影響評価(2013年5月)
食品安全委員会は、検査対象月齢を48か月齢超に引き上げても、人への健康影響は無視できると判断しました。
詳細は、食品安全委員会ホームページ「BSEに関する情報」(外部サイト)をご参照ください。
- 厚生労働省によるBSE対策の見直しに関する説明
厚生労働省は、2013年5月の食品安全委員会の答申に基づき、BSE対策の見直しを行いました。
詳細は、厚生労働省ホームページ「牛海綿状脳症(BSE)について」(外部サイト)をご参照ください。
- 我が国のBSEステータス(「無視できるBSEリスク」の国)認定に関する説明
2013年5月、国際獣疫事務局(OIE)総会において、国際的なBSEの安全性格付け(BSEステータス)の最上位である「無視できるBSEリスク」の国に認定されました。
詳細は、農林水産省ホームページ「牛海綿状脳症(BSE)関係」(外部サイト)をご参照ください。
お問い合わせ先
浜田保健所
〒697-0041 島根県浜田市片庭町254 電話:0855-29-5537(代表) FAX:0855-22-7009(総務保健部)/ 0855-29-5562(環境衛生部) hamada-hc@pref.shimane.lg.jp