当センターが平成10年4月の設立から20周年となることを記念して、「中山間地域を次世代に引き継ぐために」を共通テーマとして、これまでの研究成果などを普及する講演会や研修会をリレー方式で開催することとし、そのオープニングとしての記念講演会を8月29日(水)に松江市のくにびきメッセで開催しました。

　講演会では、前海士町長の山内道雄氏に「ないものはない～離島からの挑戦」と題して講演をいただいたほか、当センターの有田主席研究員が「若者世代に選ばれる中山間地域の創り方」と題し、陶山専門研究員が「中山間地域の条件にマッチした魅力ある農林産物の開発と振興」と題して研究成果の発表を行うとともに、各科･スタッフが研究成果のパネル展示を行いました。

当日は、県の内外から行政関係者、地域づくりに取り組んでいる団体、一般の方など250名の出席者があり、当センターへの関心と期待の高さがうかがえました。

　当センターでは今後も中山間地域の抱える課題の解決に向けた幅広い研究と情報発信に努めていきます。

また今後、リレーイベントを順次開催することとしていますので、是非参加いただきますようお願いします。

リレーイベントについて詳しくは、下記をダウンロードしてご覧ください。

20周年記念事業リレーイベント（27.5KB：エクセルデータ）

会場は満席となり、熱気ある講演会となりました。

住民との危機感の共有の必要性を説かれた山内氏

昨年度の中国知事会共同研究の成果について報告する有田主席研究員

中山間地域におけるオニグルミの可能性について発表する陶山専門研究員

各科･スタッフによるパネル展示コーナーも好評でした