2019年「新緑とイワカガミ満開!県民の森指谷山縦走」開催しました
2019年4月27日(土)曇り
参加者22名
講座の様子
飯南町小田と広島県との県境沿い、指谷奥〜指谷山のトレッキングコースを歩きました。
集合時、朝8時30分の気温は2度。春とは思えない寒さでした。
スタート場所は、林道小田線沿いにある明眼寺谷ルート入口です。雨も降っており、カッパを着てのスタートになりました。
開催日前の1週間前までは木々の葉がまだそれほど出ていませんでしたが、数日の間に新緑の明るい色が広がっていました。
10分程歩いたところにはしごが設置してあります。ここから斜面を登ると数分で指谷山縦走路に合流します。
指谷山縦走路に出たところで息を整えます。
新緑の縦走路を進みます。雨はすぐ止みましたが北東から吹きつける風が冷たく、耳当てのある帽子を持ってくればよかったと思いながら歩きました。
指谷奥まで、遊歩道の両側にイワカガミがみられますが、今年は早かったようでほとんど蕾でした。
1週間前までは花しかみられなかったクロモジも、葉が出てきていました。
日が差し込み始め、明るくなり始めました。指谷奥まではいくつも小ピークを越えながら進みます。
日に透ける新緑
途中、大きなブナの木がありました。
青空もみえはじめました。
アセビの花
青空にムシカリの花が綺麗でした。
ウリハダカエデの新しい葉
この日は気温が低く、立ち止まると肌寒いので進むペースも速く、昼食は指谷山まで行ってからとることになりました。
歩き始めから3時間、12時には指谷山頂へ着きました。
指谷山の山頂からは高暮ダムがみえます。
指谷山山頂から木地屋谷展望台までさらに県境の稜線を進みます。ここは冬に雪庇ができる場所なのですが、風が強かったです。
ウスギヨウラク(薄黄瓔珞)が咲いていました。
木地屋谷展望台を過ぎると県境の稜線から外れ、森の中へ下りて行きます。
イワガカミの花は残念ながらみることができませんでしたが、新緑の柔らかい色が美しく、1週間前に開催した琴引山縦走とはまた違った山の様子を楽しむことができました。
秋に同じコースを歩きますので、またご参加ください。
お問い合わせ先
中山間地域研究センター
島根県中山間地域研究センター 〒690-3405 島根県飯石郡飯南町上来島1207 TEL:0854-76-2025 FAX:0854-76-3758 Mail:chusankan@pref.shimane.lg.jp