おやつトレイとスプーン作りを開催しました
令和2年8月12日(水)曇り
蒸し暑い日が続きますが、夏の県民の森は小田川が涼しく、お盆に向けて川遊びやキャンプのお客様も増えました。
8月10日(月)の山の日には、ふれあい講座ミニイベント「竹で水てっぽうを作り、川で遊ぼう!」があり、作った水てっぽうで川遊びを楽しまれました。
竹の水てっぽうで川遊びの様子
県民の森イベントは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて春の講座は中止・延期としましたが、7月から屋内の講座は定員数を制限して開催しています。7月19日(日)には木工室で「おやつトレイとスプーンを作ろう!」を開催し14名の参加がありました。
スプーンに使用した材は朴の木(ホオノキ)です。県民の森はブナ林が美しく、ブナ材でのスプーン作りも是非体験いただきたかったのですが、木のかたさや作業時間をみて、削りやすいホオノキにしました。
ホオノキのスプーンといのしし型トレイ(プレート)
スプーンのすくう部分は彫刻刀の丸刀、裏側は小刀を使って荒削りしていきます。スプーンの裏側は特に落としていくところが多く、小刀で少しずつ落としていく作業は時間がかかり大変だったようです。
ある程度の形ができたら紙やすりで調整していきます。地道な手作業が続きます。
スプーンは約3時間で仕上げる人が多かったですが、皆さん本当に黙々と作業されていました。スプーンに何時間も集中されましたので、トレイはさっと仕上げる人が多かったです。ご家族で3セット、4セット作られた人はスプーンを何本も続けて作ることが大変そうでしたが、スタッフも手伝い時間内に仕上がりました!
皆さんの作品と、いただいた感想の一部をご紹介します。
「最初は今日中に仕上がるか心配でしたが、だんだんスプーンの形ができあがってくると嬉しくなりました。楽しかったです。」
「下準備等をしてくださっていたので、彫刻刀やペーパーでひたすらスプーンの形に整え・・・素敵なスプーンを作ることが出来ました。小田川を眺めながらお昼を食べて、楽しい1日を過ごす事が出来ました。」
県有林管理スタッフ
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