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声はすれども姿は見えずエゾゼミ2013/8/29(木)
天気時々
7〜9月中旬の日中、中山間地域研究センター戸外では「ギーーギーー」という単調な通奏低音が
鳴っています(実際は通奏中音くらいの音の高さ)。
余りに長期間にわたって単調に響くので音の存在を意識しなくなってしまいます。
この、音の正体はエゾゼミ。飯南町では体長6cmあまりになる最大のセミ(蝉)の一種です。
名に冠するエゾ(蝦夷≒東北)のとおり冷涼な地域に生息し、島根県では標高の高い地域に生息して
います。
一般に親しまれているセミの鳴き声がメロディアスなのに比べ、余りに地味で単調なので一層存在が
意識されないように思います。
通常は木のかなり上の位置に「お高くとまる」性格であるため、目に触れることが希なセミです。
まあ、先方にとっては人様に姿を見ていただこうと考えているわけでは無いので、日常生活に何の支障
は無いのですけれど。
昇天し落下した個体を拾いました。鳴き声は地味ですが、なかなか凝ったデザインの美しい色彩です。
***森林保護育成科福井***
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お問い合わせ先
中山間地域研究センター
島根県中山間地域研究センター 〒690-3405 島根県飯石郡飯南町上来島1207 TEL:0854-76-2025 FAX:0854-76-3758 Mail:chusankan@pref.shimane.lg.jp