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きのこの発生時期は曖昧
令和元年11月28日(木)曇り
マツタケがたくさん採れるのは、毎年10月の第1週、又は第2週で、ほぼ同じ頃にコウタケも採れます。
しかし今年は、この二つの高級きのこが2~3週間遅れて発生しました。
これほどズレるのは珍しいです。
センター(飯南町)では原木シイタケの収穫が例年よりも遅れて、最近ようやく採れ始めました。
しかし、センターよりも暖かい浜田市では、11月上旬から収穫されています。
これは順序が逆です。
例年、11月中旬以降の数日間にハイイロシメジ生えて秋の終わりを告げます。
ところが、今年は11月上旬にあちこちで見つかり、今も発生しています。
連日のきのこ鑑定はこのきのこばかりで忙しく、これは12月にも続く予感です。
ハイイロシメジは食用になるものの、人によっては中毒(嘔吐、下痢)を起こす厄介なきのこです。
食べない、そして他人に勧めないのが賢明です。
そういえば、マツタケの発生を知らせるキンモクセイの香りを今年は9月下旬と10月中旬に2回嗅ぎました。
2回というのも変ですが、そもそもマツタケの発生時期と合っていません。
不作だったと残念がっている人は、探す時期が違ったのかもしれません。
***きのこ・特用林産科***
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