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モンクロベミカミキリ発見に対する感謝状授与

平成29年6月15日(木)天晴れ

 

先般、5月8日に当センターの構内で島根県では41年ぶりとなる珍種「モンクロベニカミキリ」虫が発見され、話題となりました。

 

センターの地元である飯南町の生物多様性の豊かさを証明する貴重な発見で、山崎町長も今回の発見を高く評価され、

本日、発見者である島根県農林大学校林業課2年生の山本浩也さんと板持孝祐さんに対し、感謝状が贈呈されました。

 

写真1山崎町長から感謝状贈呈を受ける山本さん写真2山崎町長から感謝状贈呈を受ける板持さん

 

二人は、昆虫類に対する興味と探究心が深く、日頃から時間さえあれば虫取り網を持って野山を走り回っているほどの昆虫マニア。

発見当日も第一発見者の山本さんから相談を受けた板持さんが、たまたま通りかかった昆虫類の専門家であるセンターの福井科長

につないだことが大きな発見に結びつきました。このような連携プレイがなかったら見過ごされていたことでしょう。

 

写真3モンクロベニカミキリの解説をする福井科長写真4元気に動き回るモンクロベニカミキリ

 

最近、隣の雲南市では子育て中だったコウノトリの雌が誤射されるという残念なニュースが飛び交う中で、明るいニュースとして

受け止めてもらえれば良いのではないでしょうか。特に、地元である飯南町の皆様には自信と勇気を与える素晴らしい発見だったと

思います。

島根県の中山間地域にはこのように豊かな自然がたくさん残っていること誇りに思い、もっともっと都会地の人々にアピールして

いきたいものです。

 

 

☆★☆所長嶋田☆★☆

 

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