若者世代の定住に関する研究報告会
令和2年1月31日(金)雪
1月27日(月)鳥取県西部総合事務所にて、
鳥取・島根2県の共同研究成果報告会を実施しました。
研究のテーマは、移住・定住に関する研究
「若者世代に選ばれ、若者世代が住み続け、次世代環流が生じる中山間地域づくりを目指して」です。
第1部は、中山間地域研究センターから研究概要の報告をしました。
国勢調査データ等を基に、長期的にみた若者世代の人口移動の特徴の分析、
そして、若者世代(今回は20~44歳と定義)へのアンケート調査を基に
・UIターン者は何を重視して中山間地域に移住してきたのか
・住み続けるために必要な取組
・次の世代がUターンする(次世代環流)ために必要な取組について報告をしました。
第2部は、NPO法人なんぶ里山デザイン機構の空き家活用に関する事例報告と
飯南町役場の移住定住のサポートに関する事例報告、
そして第3部は、参加者を交えた意見交換会を実施しました。
第2部の様子。約60名の方が参加されました。
第3部の様子。
参加者の方々に、疑問点や報告の中で重要だと思ったことを
付箋に書いていただき意見交換を行いました。
第3部の意見交換会では、鳥取・島根の自治体の移住定住を担当されている方、地域づくりを担当されている方、
また地域づくりの分野で活躍されている団体の皆様と
移住・定住そして、次世代のUターンに関する疑問点や課題を共有し、
今後どのように取組を進めていくべきなのかをそれぞれの実体験や考えのもと意見を伺うことができました。
現在、このテーマに関して報告書を作成しており
完成次第、中山間地域研究センターのホームページにも掲載する予定です。(5月頃を予定)
**地域研究科**
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