”2”の字のイモムシ?(閲覧注意)
令和6年8月29日(木)
こんにちは。森林保護育成科のSです。
先日、中山間地域研究センター内のアケビ畑に2匹のイモムシがいました。
これはアケビコノハという大型のガの幼虫で、名前のとおり幼虫はアケビの葉を好んで食べます。
この幼虫の不思議なところは休息時に体を”2”の字のように曲げる特徴があることです。
擬態(ぎたい)のつもりでしょうか。
観察していると日中のほとんどはこの体勢でじっとしています。朝になるとたくさんの糞が落ちているので、夜に葉を食べているようです。
プリッとした大きな体の割に小さな手足(腹脚)で一生懸命しがみついている姿がとても可愛いですね。
捕まえた2匹のうち1匹がサナギになりました。無事立派な成虫になってくれるといいです。
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写真左:アケビコノハの幼虫(右側が頭)、写真右:アケビコノハのサナギ
(森林保護育成科S)
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