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ナメコの保存方法あれこれ

令和5221日(火)曇り時々雪

 

 

当センターでは、県内で採れる野生きのこを材料にして、栽培品種を作る研究を行っています。

今回、保存方法をご紹介するナメコも研究対象の一つで、

収量や品質のほかに、美味しそうに見えること、実際に食べてみて美味しいことは重要なチェック項目です。

 

ナメコの写真画像

美味しそうに育っています

 

なるべくたくさんの人に試食してもらいたいので、収穫したナメコをしばらくの間は保存しておく必要があります。

しかも、美味しさを損なわない方法で。

 

1月17日の一言コラムでは、エノキタケなど数種類のきのこを冷凍保存する方法をご紹介しました。

食べやすい大きさにしてから冷凍して、ほぐしにくい氷塊になる前に袋をシャカシャカと振るのがポイントです。

詳しくは、前回のコラム「きのこを美味しさそのままに保存する方法」をご覧ください。

 

ナメコも同じ方法で冷凍保存ができます。

凍ったナメコはそのまま調理すればよく、ナメコ特有の‘ぬめり’も復活します。

 

そして、ナメコの保存方法はもう一つあります。

ひと煮立ちさせて火を通し、そのときの茹で汁ごと冷凍する方法です。

 

冷凍したナメコの写真画像

 

茹で汁ごと冷凍したナメコ

 

茹で汁には、ナメコの香りや旨味、ぬめり成分が溶け込んでいますので、そのまま調理に使います。

チャック付きの袋には少しの茹で汁しか入らないので、茹でる時の水の量は最小限にするとよいです。

 

ナメコは日持ちしないきのこなので、冷凍した場合でも2週間以内を目途に、早めに使い切ってください。

お味噌汁や、なめこ蕎麦などが美味しく作れますよ。

 

 

**きのこ・特用林産***

 


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島根県中山間地域研究センター
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