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コウゾに生えるきのこ

令和元年122日(月)雨

 

 

紅葉した山の木々が葉を落とし始めると、和紙原料のコウゾは収穫時期を迎えます。

 

(写真)コウゾ

 

落葉が始まり、収穫期を迎えるコウゾ(11月下旬)

 

 

収穫を毎年繰り返したコウゾの古株からは、エノキタケなどのきのこが生えるようになります。

これをコウゾに生えるきのこ(ナバ)の意味で「コウゾナバ」と呼び、

焼いたり、汁などに入れて味わうのが生産農家の冬の楽しみとなっています。

 

(写真)エノキタケ

コウゾの収穫後に生えたエノキタケ(1月上旬)

 

 

当センターが開発した県オリジナル品種「黄雲」もエノキタケです。

奥出雲町八川にある(株)舞茸奥出雲直売所や、邑南町下田所の道の駅瑞穂で販売されます。

冬季限定販売なので、しまね生まれ、しまね育ちのエノキタケをぜひこの時期に味わってみてください。

 

(写真)黄雲

県オリジナルエノキタケ「黄雲」(奥出雲町八川)

 

 

冬に生える野生きのこは比較的少なく、エノキタケのほかヒラタケやナメコなど美味しいきのこも生えます。

ただし、自分で採って食べる場合はくれぐれも正確な鑑定をお願いします。

 

 

**きのこ・特用林産***

 

 

 

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