「国産きのこ」それとも「輸入きのこ」
令和元年9月10日(火)晴れ
きのこ類生産のほとんどには、「菌床(きんしょう)」と呼ばれる資材が使われています。
菌床は木材チップやおが粉に米ぬかなどの栄養材を混ぜ、ブロック状にしたものです。
下の写真は、県産の木材や栄養材を使用したシイタケ栽培用の菌床です。
ここで問題ですが、中国で製造された菌床を輸入し、日本国内で発生させたシイタケは、
中国産でしょうか、それとも国産でしょうか?
答えは「国産」です。
実は近年、この中国製菌床由来の国産表示シイタケが全国的に増えており、
生産量の1割に達していると推定されています。
原材料が国産でないのに、何だか変な感じがします。
***きのこ・特用林産科***
|前回のコラム|
お問い合わせ先
中山間地域研究センター
島根県中山間地域研究センター 〒690-3405 島根県飯石郡飯南町上来島1207 TEL:0854-76-2025 FAX:0854-76-3758 Mail:chusankan@pref.shimane.lg.jp