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「県と市町の鳥獣対策専門員の技術交流会」を開催しました

平成31年1月31日(木)雨のち雪

 

 

1月23日に島根県の鳥獣行政担当職員、鳥獣専門指導員など19人と大田市、川本町、浜田市、益田市および吉賀町の鳥獣対策専門員7人との技術交流会を

初めて開催しました。

 

まず、県の鳥獣専門指導員2人から今年度の活動報告がありました。

 

(写真)報告会の様子

 

県央管内では、初めてアライグマの捕獲があったこと、ツキノワグマ、ニホンザルなどによる果樹への被害対策の効果、またニホンジカが増えてきたことなどの

報告がありました。

 

益田管内では、ツキノワグマの捕獲が多かったこと、小学校でのツキノワグマの出前講座や特定外来生物の防除講習会を行ったことなどの報告がありました。

 

つぎに、市町の鳥獣対策専門員からの活動報告がありました。

 

益田市からは、ニホンザルの群れに電波発信器を装着して追跡調査を行っていること、ヌートリアはいかだに載せたかごわなで効率的に捕獲していることなどの

紹介がありました。

 

浜田市からは、アライグマやニホンジカの捕獲数が増えていること、ツキノワグマによる人身事故の発生があったことなどの報告がありました。

 

大田市からは、新たに編成した鳥獣被害対策実施隊を被害対策のアドバイザーとして位置づけて、被害発生が減少したことなどの報告がありました。

 

最後に、川本町からは講習会の開催や対策の手引きの作成・配布による普及啓発などの取り組みの紹介がありました。

 

これらの報告への質疑応答を通して問題点の解決策を議論し、また今後の相互協力のあり方などを確認しました。

 

 

鳥獣対策金森弘樹

 

 

 

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