佐々木和子(ささきかずこ)氏、佐々木武男(ささきたけお)氏
地元雑賀をこよなく愛する二人は、雑賀のまちづくりに貢献してきた。夫:武男氏は、元社会科教諭として知識が元々豊富であったが、改めて研鑽を重ね、史実に忠実な整理を行った。特に、堀尾公の功績等の研究について尽力した。
武男氏は史実の整理を行う際には、現場へ赴き、自らの目で確かめることを基本としているが、その際には妻:和子氏と一緒に国内外へ旅する姿が見受けられる。
雑賀地区のまちづくりのリーダーとして、地域を牽引する二人の二人三脚は、古きよき時代の日本の夫婦像をも彷彿とさせる。
佐々木和子氏
市職員としての長年の行政経験や豊富な人脈を活かし、退職後は民生児童委員協議会の事務局長として事務を一手に担っていた。現在は、松江第三中学校区小中一貫教育地域推進協議会委員として、学校教育へ尽力するかたわら、地域の高齢者見守り活動ネットワーク「ほっとさいか」の地域リーダーとして、問題意識・向上心を持って地道に活動を続けている。
また、人権同和問題の課題解決のため活動する市民グループ「みずうみ交流会」の委員として活動を継続するなど、地元の地域振興、地域課題の解決に貢献している。
平成19年からは、「行政相談委員」やその他公的機関の審議委員等として、専門的立場から相談を受けるなど、その能力を遺憾なく発揮している。
佐々木武男氏
元中学校教諭であり、歴史・文化に造詣が深く、専門的知識を背景に地元雑賀のまちづくりの中心的役割として活躍している。人望が厚く、雑賀地区町内会連合会の会長として、地域課題の解決や地域の活性化に尽力している。
雑賀地区は「歴史と教育の町」を掲げ、「雑賀まちづくり推進協議会」を組織し、地域資源を活かした明るいまちづくりを目指している。武男氏はその会長として、偉人の顕彰石碑を建立するとともに、教育資料館の開設、各種パンフレットの刊行、グッズの開発販売などを進めてきた。偉人を多く輩出した雑賀地区を広く知らしめ、まちあるきのできる町となるよう日々研鑽を重ねている。
また、松江市の行財政改革推進委員会等の委員として、市全体のまちづくりに対し、その広範な知識を活かして多大な貢献をしている。
≪推薦者≫松江市市民部長
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