地域のコミュニティセンター自主企画事業「子供によるまちおこし事業"もち米づくり"」では、夫：盛義氏が苗づくり・田植えの指導を行い、その収穫祭では妻：治子氏が赤飯をつくり、子供たちに大好評であった。

　夫婦のあたたかい人柄と、豊富な知識により、地域の人からは良き相談相手として頼りにされている。様々な活動に夫婦で取り組む二人は、乙立地域ではなくてはならない存在である。

　出雲市乙立地区民生児童委員や、出雲市更生保護女性会員を長年務め、現在では乙立遺族会会長に就任し、地域の女性リーダーとして活躍している。

　また、乙立地域の事業に積極的に参加し、地域に根ざした社会活動をするために結成した「もめんの会」の事務局長を務めている。地区の夏祭り、敬老会、文化祭などにボランティア参加するとともに、子どもとの交流を通した高齢者の生きがいづくり活動などに、中心となって取り組んでいる。

　長年にわたり、乙立地区の公民館長、コミュニティセンター長として、地域の中心となって活躍するかたわら、豊富な知識を活かし「乙立郷土史」や「未来に神戸川の歴史を伝える神戸川史」の編纂にもたずさわった。

　また、現在は島根県登録観光ガイド「ふるさと案内人」として、立久恵峡の総合案内や、ふるさとの歴史についての講演を各地で行うなど、幅広い活動を行っている。

≪推薦者≫荒木八洲雄氏、荒木栄子氏（第５回しまねナイスパートナー選定者）