地産地消をモットーとし、夫婦で繁殖と肥育をあわせた畜産を営んでいる。また、大自然を活かした「交流」をキーワードに活動し、高齢化が進む中で地域の活性化に向けたいろいろな仕掛けづくりをお互いが知恵を出しながら取り組んでいる。

　夫・真光氏とともに畜産経営にたずさわる傍ら、地域活性化を図るため地域住民とともに「左鐙の将来を考える会」を立ち上げ、会長として地域を盛り上げる方策を率先して立案、実施している。

　左鐙地区活性化奨励金制度の創設、左鐙の良さを知ってもらうため都会の子どもたちを集めての宿泊体験、地元の子どもたちを集めて牛の世話や野菜づくり体験活動を通じて自然の大切さや豊かさを学び交流を深める「さぶみ牧童探検隊」の実施など、多面にわたり活動を行っている。

　家畜人工授精師、受精卵移植師であり、繁殖牛80頭、肥育牛90頭を飼育する畜産経営者。地産地消をモットーとし、道の駅シルクウェイ日原で「京村牛」として販売を行っている。

　また、「左鐙の将来を考える会」の活動も積極的に行い、牧場を子どもたちに「動物とのふれあいの場」として提供するなど、開かれた牧場を目指して取り組んでいる。

　県家畜商組合副会長、地区公民館長、町認定農業者協議会副会長など多くの役職をこなす。