お互いを尊敬し合い、「隠岐らしさ」を求め、「まちづくりに取り組む夫妻」として、おもてなしの心を全面に出して、親切をモットーに観光振興に取り組んでいる。隠岐のＰＲのために、島外にも積極的に情報発信を行っている。

　夫・元氏とともに働きながらも、町内に土産用の菓子がないことから特産品の開発を思い立ち、妹とともにクッキー「牛のふんふん」や塩飴「牛君のうれし涙」を商品化し、町内外の土産物売り場などで販売され、好評を得ている。

　また、西ノ島町商工会女性部副部長など歴任し、現在も理事として活躍中。

　本業（タクシー会社）の傍ら、西ノ島町内にとどまらず、まるごと隠岐の観光振興に積極的に取り組んでいる。

　隠岐汽船フェリーしらしまに「鬼太郎」の絵を描くことを発案し、その実現に尽力、今年は「鬼太郎フェリー実行委員」として干支にちなんだ「ねずみ男」のペイント制作にも参加するなど、観光客へのアピールを常に考えている。

　また、町の総合振興計画素案策定委員、まちづくり計画策定委員でもあり、島根県登録観光ガイド「ふるさと案内人」としても活躍中。