Ｈ元年に一家でＵターンし、ミニトマトの生産販売、ミニトマトジュースの開発・販売を続けている。

　Ｕターン後ご夫妻が中心となって結成した「蓼野地域活性化グループ」をベースに幅広く現在も活動中。

　農業以外にも、そば打ち、高津川の環境を守るといった活動を夫・一栄氏が積極的に取り組めるのも、妻・美代子氏が温かく送り出すからこそである。

　平成元年大阪からＵターンした翌年、夫・一栄氏と共に、地区の活性化を図るため地元有志数人で「蓼野地域活性化クラブ」を結成。地区で廃れていた盆踊りを復活させるなど、伝統芸能の継承等に尽力。昨年町が開設したアンテナショップの運営にも「活性化クラブ」として当初携わり、地区の住民の手作りのわらじなどの出品に繋げるなど、お年寄りの生き甲斐対策にも一役担った。

　また吉賀町体育指導委員として、ニュースポーツの振興や、各種大会の開催スタッフとしても活躍している。

　食生活改善推進員、島根県地球温暖化防止活動推進員などにも就任。

　Ｕターン後、ミニトマト水気耕音楽栽培で農業を開始。平成７年には廃校を利用し、交流施設「なつめの里」として再生させ、都市農村交流拠点として活用中。

　Ｈ１１年１１月にはそば好きが高じ、地元有志とともに蕎麦工房を開店させ、そばの地産地消にも取り組むとともに、そば打ち体験交流施設としても、地域活性化を図っている。

　また、農業委員・清流高津川日本一を祝う会実行委員長・島根県指導農業士など歴任している。