【お問合せ】八雲立つ風土記の丘（電話番号：０８５２-２３-２４８５）

奈良時代に書かれた『出雲国風土記』に登場する出雲国府跡や山代郷正倉跡，出雲国分寺跡，北新造院跡など多数の古代の遺跡が存在する意宇平野とその周辺一帯は，古代出雲の中枢でした。条理とよばれる基盤目状の区画がよく残り，当時の風景を思い起こさせます。

また，奈良時代から遡る古墳時代には，山代二子塚や大庭鶏塚古墳、山代方墳は全国でも有数の大型古墳が築かれています。

意宇平野を一望できる小高い丘に建つ展示学習館では，地内各所から出土した遺物等をみることができます。なかでも圧巻は奈良時代の意宇平野を1000分の１の大きさで再現した模型。調査成果に基づいた精巧な模型は，一見の価値があります。また，併設するガイダンス棟には，地内の航空写真を設置しています。お目当ての遺跡へは無料のレンタサイクルが便利。音声ガイドも無料貸出しています。