島根の史跡
松江城
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国宝!山陰で唯一の現存天守
全国に現存する12の天守のうちの一つで、2番目に大きく、3番目に高く、5番目に古い山陰唯一の現存天守です。
関ヶ原の合戦の功績により出雲・隠岐24万石領主となった堀尾忠氏は早世し、その父の堀尾吉晴と孫の2代藩主忠晴が築造して、慶長16年(1611)に完成しました。4層5階(地下1階附)の天守は木造本瓦葺の複合式望楼型、壁の大部分は黒塗りの下見板張りで覆われ、桃山風の壮重雄大な手法といえます。「慶長十六年」と記された祈祷札が発見され天守完成の時期が明確になったこと、通し柱や包板の技法を用いた特徴的で優れた建築技法であることが研究によって解明され、平成27年(2015)に国宝に指定されました。
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