このたび、平成２３年度より実施してきた農地整備事業（通作条件整備）幡屋地区が、令和５年１２月竣工の工事をもって完成の運びとなりました。

　１２月２３日には幡屋・砂子原間農道整備促進委員会を主催とする竣工式が行われ、島根県議会議員、雲南市長、雲南県土整備事務所長をはじめ、地元関係者、設計・工事に携わった業者を含めた５０名近い出席者が事業の完了を祝いました。

　来賓祝辞の様子

　幡屋農道は既設の砂子原農道と接続し、加茂町砂子原から大東町仁和寺を結ぶ基幹農道であり、集落内の営農、農業施設や市場への効率的な輸送のために平成２３年度から整備が始まりました。また、本路線の完成により、雲南市大東町から加茂町の国道５４号線が結ばれ、出雲・松江方面への交通アクセスが改善されることから、営農者のみならず地域住民にとっても生活環境の改善を図ることができました。

《諸元》

箇所：雲南市加茂町砂子原～大東町仁和寺地内

延長：Ｌ＝２,２９２ｍ

期間：平成２３年度～令和５年度

総事業費：約２５億円

道路規格：第３種第４級、設計速度４０km/h

幅員構成：車道2.75ｍ×２車線

工事内容：道路工L=２，１７８m

　橋梁工L=１１４m

【位置図】

【完成写真】

　リンク：「道づくりだより」（島根県土木部道路建設課）はこちらから（準備中）