大手前通りみちづくり協議会
第4回大手前通りみちづくり協議会を開催しました。
日時 | 平成24年8月11日(土) |
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場所 | 松江商工会議所 |
次第・名簿 | 議事次第・出席者名簿(pdf269kb) |
開催概要
「大手前通りみちづくり協議会」は、平成19年に地元からの提言を受け、街路のデザインを検討するために設立されました。平成22年までに3回の協議会を行い舗装材や街路樹、歩道照明など、各種景観施設を検討し街路デザインについて合意形成を進めてまいりました。
その後、約2年の期間を要しましたが、文化財調査や専門家による検討をへて、計画案がまとまり8月11日に松江商工会議所で第4回協議会を開催しました。
第4回協議会では歴史資源の活用のほか、郵便ポストのデザインや電線共同溝地上機器の配色にかかる関係機関との協議の結果、米子橋の高欄デザイン、米子橋桁下照明の計画、交差点信号柱のデザインについても提示し、それぞれ委員の皆様の承認とご意見を頂きました。
今後は、これらの計画をもとに皆様のご意見もお聞きしながら、早期完成を目指して、整備を進めてまいりますので、皆様のご理解とご協力を賜りますようお願いします。
歴史案内看板
松江城下町の形成過程で築かれた、石組み水路や礎石、土地造成の遺構等が発見・調査されました。大手前通りでは、道路の構造に影響しない範囲で遺構を現地に埋設保存し、歴史案内看板等で紹介していきます。
現地での保存が難しい石組み水路などは、近隣で計画するポケットパークに移設し展示することを検討しています。
ポケットパーク計画
沿道家屋移転等に伴い生じる小規模な土地を活用し、買い物や通院の途中に一休みすることのできるスツールを備えたポケットパークを整備します。施設レイアウト等については、「お城の見える視点場」や「歴史案内看板の設置」「休憩できるスツール等の設置」、「沿線から出土した現地発生石材の活用」等もふまえ計画を検討しました。
米子橋高欄のデザイン・米子橋桁下照明
通りと堀割の風景に融け込むさりげなさの中に、歴史の重みが感じられるデザインとしました。
親柱は、地元産の来待石です。また、橋の桁下をLED照明で演出します。※
※米子橋桁下照明に関するH25以降の検討結果(平成29年2月現在)
米子橋完成(H25.7)後の状況を確認したところ、桁下が想定よりも明るく、照明による演出の効果が十分に発揮できないことがわかりました。これにより他の演出ができないか松江市と協議を重ねてきましたが、現時点で有効な演出がなく、城山北公園線の街路事業での整備は断念することとなりました。
今後は、堀川遊覧船の効果的な演出について、松江市と堀川遊覧船事業者とで検討・協議を継続していきます。
配布資料
資料1近況報告(pdf) | 1,377kb |
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資料2施工状況(pdf) | 835kb |
協議会資料(pdf) | 1,828kb |
お問い合わせ先
松江県土整備事務所
〒690-0011 松江市東津田町1741番地1 島根県松江合同庁舎 電話(0852)32-5719 ファックス(0852)32-5763 E-mail:matsue-kendo@pref.shimane.lg.jp