山陰自動車道建設促進島根県民総決起大会’20が開催されました
山陰道(安来〜益田)の沿線市等で組織する山陰自動車道(安来〜益田)建設促進期成同盟会主催の「山陰自動車道建設促進島根県民総決起大会’20」が、9月26日(土)に大田市(サンレディ大田)で開催されました。
今回は新型コロナウイルスの感染症対策として、例年より規模を縮小した大会となりましたが、舞立参議院議員や三浦参議院議員、丸山知事をはじめとした来賓及び一般参加者約250人が、山陰道の早期整備を強力に進めるため一致団結しました。
冒頭、主催者である同盟会会長の楫野大田市長が「少子高齢化と人口減少が進む本県において、観光産業は地域経済を支える柱であり、コロナ収束後の経済のV字回復のためには、山陰道が繋がり、県東西の移動が活性化される必要がある。」と山陰道の早期整備の必要性を訴えられました。
続いて行われた基調講演では、国立情報学研究所の相原健郎氏が『人を動かす「期待」「つながり」』と題し、人は期待とつながりで動き、地域活性化にはストーリーとつながりで線や面を構成すること、そのためには地域へのアクセス性が鍵であることをご説明いただきました。
また、意見発表では、有限会社旭養鶏舎の竹下靖洋社長から、企業にとっての山陰道の必要性や早期整備の願いを直接聞くことができました。
大会最後には、同盟会副会長である山下江津市長が読み上げた決議文が採択され、同じく同盟会副会長の山本益田市長が山陰道全線開通に向けて「がんばろう」を三唱し締めくくりました。
会長あいさつ
楫野弘和氏/山陰自動車道(安来〜益田)建設促進期成同盟会会長(大田市長)
来賓あいさつ
舞立昇治氏/参議院議員
三浦靖氏/参議院議員
丸山達也氏/島根県知事
講演
講演者:国立情報学研究所准教授相原健郎様
演題:人を動かす「期待」と「つながり」~「非密時代に求められるサイバーとフィジカルの融合」
意見発表
発表者:有限会社旭養鶏舎代表取締役社長竹下靖洋様
テーマ:『山陰道』で食卓と地域に笑顔を!!
大会決議文
1.高速道路ネットワークの構築は、国が国民に等しく保障すべき基礎的サービスであるとの基本に立ち、整備の遅れに強い危機感を持つ地方の声に応え、全国のミッシングリンクの解消に必要となる予算の総額を確保し、山陰道を早期に全線開通させること。
2.現在事業中である「出雲・湖陵道路」、「湖陵・多伎道路」、「大田・静間道路」、「静間・仁摩道路」、「福光・浅利道路」、「三隅・益田道路」、「益田道路」、「益田西道路」について、着実に事業を推進し、1日も早い完成を目指すこと。
3.高速道路本来の効果を発揮できるよう、未事業化区間の早期事業化を図ること。特に「益田~萩間」は、優先区間の「小浜~田万川間」について、速やかに「計画段階評価」を終えて早期事業化を図ること。
4.長期的・安定的な道路整備・管理の促進のため、新たな道路財源を創設するとともに、防災・減災、国土強靭化のための予算を継続的に確保し、整備の遅れている地域へ重点的に配分すること。
お問い合わせ先
高速道路推進課
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