平成２５年３月３０日（土）１７時に松江自動車道の吉田掛合ＩＣから三次東ＪＣＴ・ＩＣ間、４８．７キロが開通しました。これにより松江自動車道（宍道ＪＣＴから三次東ＪＣＴ・ＩＣ間）が全線開通することになり、松江市と広島市が高速道路で繋がりました。

　開通に先立ち祝賀行事、開通記念セレモニー、開通式典が行われ、島根、広島両県の地域の皆様、梶山国土交通副大臣、知事、国会議員、県会議員、市町長などが出席されました。

　祝賀行事は島根県側では雲南吉田ＩＣ付近で、広島県側では三次東ＪＣＴ・ＩＣ付近で行われました。

　島根県側では「掛合太鼓」によるアトラクションではじまり、雲南市長のあいさつ、テープカット、くす玉開披が行われ、最後に松江城鉄砲隊の発砲を合図にパレード車が高野インターチェンジに向かいました。またテープカットでは掛合小学校と吉田小学校の小学生２名にも参加していただきました。

【掛合太鼓】　　　　【テープカット、くす玉開披】

　開通記念セレモニーは高野ＩＣ付近の「道の駅たかの」で行われました。島根県の木「クロマツ」を広島県の関係者が、広島県の木「もみじ」を島根県の関係者がそれぞれ植樹しました。

【湯崎広島県知事と握手する溝口知事】　　【記念植樹をする溝口知事】

　開通式典は広島県庄原市の高野小学校で行われ、島根、広島両県から関係者約４００名が参加しました。梶山国土交通副大臣や両県の知事、国会議員などの挨拶があり、最後に両県の県議会議長の祝辞のあと全員による万歳三唱が行われました。

　溝口知事から

１）「永年待ち望んでいた私どもにとって、本当に嬉しいこと」

２）「山陰、山陽を結んだ新たな観光ルート、企業誘致により、さらなる地域経済の発展に期待」

３）「観光ＰＲや企業立地セミナーなどの取り組みを強化していく」

４）「今後は、尾道松江線の全線開通と、山陰道の早期全線開通にご支援、ご協力をお願いする」

などの発言がありました。

【開通式典で挨拶する溝口知事】　　　

【万歳三唱】