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港湾計画とは

「港湾計画」は、港湾法第 3 条の3で規定される法定計画で、「港湾の開発、利用及び保全並びに港湾に隣接する地域の保全に関する政令で定める事項に関する計画」とされています。

 これは国際戦略港湾、国際拠点港湾又は重要港湾の港湾管理者が 20 30 年後の長期的視点から空間利用の基本的な方向(長期構想)を検討し、それを踏まえて港湾計画として 10 15 年後の港湾の能力、港湾施設の規模と配置、港湾の環境の整備と保全等の事項を定めます。

 この計画は、「港湾計画書」としてまとめられ、告示され、縦覧に供されます。

 

浜田港港湾計画(平成29年11月改訂)

港湾計画の主な方針

1)外・内貿物流機能の強化と港湾機能の再編

  1. 船舶の大型化に対応した係留機能の強化、荷捌き・保管機能の充実など物流機能の強化を図る。また、国際・国内定期航路の就航に向けた取り組みを推進する。
  2. バイオマス発電関連貨物など新規取扱需要のある貨物の取扱拠点の形成を図る。
  3. 埠頭から高規格幹線道路(山陰自動車道)へのアクセス機能の向上を図る。
  4. 冬季波浪時等における港内静穏度の確保を図る。

 

2)交流拠点機能の強化

  1. 背後地域の観光資源を生かした地域振興を促進するため、外航クルーズ船等の大型客船の受入環境の整備を図る。
  2. 市民や観光客が港や海と触れ合う憩いの場の創出を図る。

 

3)港内環境の改善

  1. 港湾の景観や環境悪化に繋がる放置艇対策として小型船の適正な管理を図る。

 

4)防災機能の強化

  1. 大規模地震等の災害に備え、市民の安心・安全の確保、企業活動の継続に向けた、港湾BCPの策定等取り組みを推進する。

 

西郷港港湾計画(令和3年2月軽易な変更)

港湾計画の主な方針

1)隠岐島後における物流・人流の拠点として、船舶の大型かに対応した機能強化を図るとともに、フェリーふ頭の再開発を進める

2)漁船等の適切な収容を図る

3)大規模地震災害時における緊急避難及び緊急物資輸送等の対策を進める

 

三隅港港湾計画

港湾計画の主な方針

1)島根県西部における物資流通の拠点として港湾機能の整備充実を図る

2)中国地方における電力需要の増大に対処するとともに、エネルギー源の多様化を図るための石炭火力発電所の立地に対応した港湾整備を図る

3)漁業振興に資するための漁船用施設の整備拡充を図る

4)船舶の操船の安全の確保、良好な港湾環境の整備及び保全に十分配慮する


お問い合わせ先

港湾空港課

〒690-0887 島根県松江市殿町8番地(県庁南庁舎)
0852-22-5201
0852-31-6247(FAX)
kouwankuukouka-kanrisya@pref.shimane.lg.jp