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名前が<ミ>ではじまる植物の解説
ミズオトギリ(オトギリソウ科)
湖や沼で地下茎を引いて繁殖する多年草です。茎は細くて堅く、紅色をおび、高さ30〜50cmになります。葉は対生で、夏から秋にかけて葉のわきに2〜3個の小さな肉紅色の花をつけます。
湖や沼で地下茎を引いて繁殖する多年草です。茎は細くて堅く、紅色をおび、高さ30〜50cmになります。葉は対生で、夏から秋にかけて葉のわきに2〜3個の小さな肉紅色の花をつけます。
ミズキ(ミズキ科)
ミズキとは、水木の意味で、春の開花期には水を吸い上げる力が強く、枝を切ると水が出てくるところから、この名がつけられました。同じ仲間にクマノミズキがありますが、ミズキの葉は互生(葉が互い違いについている)で、クマノミズキは対生(葉が両側に同じところから出ている)なので、すぐ見分けられるでしょう。
ミズキとは、水木の意味で、春の開花期には水を吸い上げる力が強く、枝を切ると水が出てくるところから、この名がつけられました。同じ仲間にクマノミズキがありますが、ミズキの葉は互生(葉が互い違いについている)で、クマノミズキは対生(葉が両側に同じところから出ている)なので、すぐ見分けられるでしょう。
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ミズギボウシ(ユリ科)
地下茎を引いて、湖や沼に群生する多年草です。夏に花茎の先に淡紫色の花をまばらにつけます。葉の形が細いさじに似ているので、別名サジギボウシとも呼ばれています。
地下茎を引いて、湖や沼に群生する多年草です。夏に花茎の先に淡紫色の花をまばらにつけます。葉の形が細いさじに似ているので、別名サジギボウシとも呼ばれています。
ミズゴケ(ミズゴケ科)
中国山地の湿地にたくさん生えているコケで、正式にはオオミズゴケといいます。黄緑色でふわふわしており、多量の水分を含むことができます。その特性を利用して植物の根を包んだり、観葉植物などの鉢植えを作るなど園芸用に使います。園芸用には枯れて白っぽくなったものを使います。
中国山地の湿地にたくさん生えているコケで、正式にはオオミズゴケといいます。黄緑色でふわふわしており、多量の水分を含むことができます。その特性を利用して植物の根を包んだり、観葉植物などの鉢植えを作るなど園芸用に使います。園芸用には枯れて白っぽくなったものを使います。
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ミズナラ(ブナ科)
コナラによく似た高木ですが、葉はコナラのものより大型で葉柄がないので見分けがつきます。また、コナラより標高の高いところに生育します。
コナラによく似た高木ですが、葉はコナラのものより大型で葉柄がないので見分けがつきます。また、コナラより標高の高いところに生育します。
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ミズヒキ(タデ科)
葉は広楕円形で、時に葉の中央に黒斑がみられます。夏から秋にかけ、上側が赤く、下側が白い小さな花をつけます。ミズヒキの名は、この花の紅白を水引にたとえたものと言われています。
葉は広楕円形で、時に葉の中央に黒斑がみられます。夏から秋にかけ、上側が赤く、下側が白い小さな花をつけます。ミズヒキの名は、この花の紅白を水引にたとえたものと言われています。
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ミズメ(カバノキ科)
がれ場や裸地に最初に生育する樹木のひとつで、シラカバなどのカンバの仲間です。樹皮を傷つけたり、枝を折ったりすると、サロメチールのスーッとした香りがします。材は堅く、古くから家具や道具の柄などに利用されてきました。
若い木のはだは、すべらかで横縞が見られます。
がれ場や裸地に最初に生育する樹木のひとつで、シラカバなどのカンバの仲間です。樹皮を傷つけたり、枝を折ったりすると、サロメチールのスーッとした香りがします。材は堅く、古くから家具や道具の柄などに利用されてきました。
若い木のはだは、すべらかで横縞が見られます。
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ミズユキノシタ(アカバナ科)
湖や沼に生育する長さ30cmほどの柔らかい多年草です。紫がかった褐色をして、茎全体にうすく卵形の葉をつけます。夏から秋にかけて葉のつけねのところにうす黄緑色の小さな花をつけます。
湖や沼に生育する長さ30cmほどの柔らかい多年草です。紫がかった褐色をして、茎全体にうすく卵形の葉をつけます。夏から秋にかけて葉のつけねのところにうす黄緑色の小さな花をつけます。
ミゾソバ(タデ科)
湿地に群生する草本で、葉のつけ根に小さなサヤ状の托葉と穂をつけます。初秋にピンクの花を咲かせます。
湿地に群生する草本で、葉のつけ根に小さなサヤ状の托葉と穂をつけます。初秋にピンクの花を咲かせます。
ミツデカエデ(カエデ科)
あまり見かけない、珍しい種類のカエデです。3つの小葉が見られるのが特徴です。
あまり見かけない、珍しい種類のカエデです。3つの小葉が見られるのが特徴です。
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ミツバアケビ(アケビ科)
アケビの中で葉が3枚のものをいいます。春になると、暗紫色の雄花と雌花を咲かせます。雌花の中には、バナナを小さくしたような部分がありますが、それが将来実となるところです。果肉はもちろん、果皮や若芽も食べることができます。
アケビの中で葉が3枚のものをいいます。春になると、暗紫色の雄花と雌花を咲かせます。雌花の中には、バナナを小さくしたような部分がありますが、それが将来実となるところです。果肉はもちろん、果皮や若芽も食べることができます。
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ミツバツツジ(ツツジ科)
4月に木々の若芽が伸び始めるころ、紅紫色の花をつけます。その名の通り、葉が3枚ずつ輪生しますが、葉の出る前に花をつけます。島根県内にはコバノミツバツツジ、ダイセンミツバツツジ、サイゴクミツバツツジの3種が自生しています。
4月に木々の若芽が伸び始めるころ、紅紫色の花をつけます。その名の通り、葉が3枚ずつ輪生しますが、葉の出る前に花をつけます。島根県内にはコバノミツバツツジ、ダイセンミツバツツジ、サイゴクミツバツツジの3種が自生しています。
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ミツマタ(ジンチョウゲ科)
枝が3つに分かれるところから、この名がつけられました。春には、新しい葉が出る前に黄色の花を咲かせます。ミツマタは、もともと中国から紙の原料として、渡来したもので、この樹皮をはがして和紙を作るのです。樹皮は、強じんで紙を作ったときに伸び縮みがないので紙幣として使われています。
枝が3つに分かれるところから、この名がつけられました。春には、新しい葉が出る前に黄色の花を咲かせます。ミツマタは、もともと中国から紙の原料として、渡来したもので、この樹皮をはがして和紙を作るのです。樹皮は、強じんで紙を作ったときに伸び縮みがないので紙幣として使われています。
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ミヤコアオイ(ウマノスズクサ科)
葉はハート型で、白斑がいろいろな模様となって現れています。早春から春にかけて、株元に半ば土に埋もれるようにして花を咲かせます。実が風や小鳥によって運ばれることがないので、移動能力が極めて低い植物だといわれています。徳川幕府の「葵の御紋」は、このアオイの仲間をデザイン化したものです。
葉はハート型で、白斑がいろいろな模様となって現れています。早春から春にかけて、株元に半ば土に埋もれるようにして花を咲かせます。実が風や小鳥によって運ばれることがないので、移動能力が極めて低い植物だといわれています。徳川幕府の「葵の御紋」は、このアオイの仲間をデザイン化したものです。
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ミヤマカタバミ(カタバミ科)
4月中ごろ、清楚な白い花を咲かせます。民家のまわりなどで黄色い花をつけるカタバミに似ていますが、より大型で花は白く、山中に自生しています。花にある赤い筋と、ややとがったハート形の葉が特徴です。
4月中ごろ、清楚な白い花を咲かせます。民家のまわりなどで黄色い花をつけるカタバミに似ていますが、より大型で花は白く、山中に自生しています。花にある赤い筋と、ややとがったハート形の葉が特徴です。
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ミヤマガマズミ(スイカズラ科)
日当たりのよい山野に育つ樹木です。初夏に白い花を咲かせ、秋には赤い実をつけます。葉や枝に赤みがあり、秋に紅葉します。実は、食用になるほか、布の染料として利用されます。
日当たりのよい山野に育つ樹木です。初夏に白い花を咲かせ、秋には赤い実をつけます。葉や枝に赤みがあり、秋に紅葉します。実は、食用になるほか、布の染料として利用されます。
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ミヤマザクラ(バラ科)
サクラの仲間の落葉高木で、深い山に生育します。樹皮は滑らかで白く、光沢があります。幹は堅く密で、貴重な加工材です。春には、白い小花を咲かせます。
サクラの仲間の落葉高木で、深い山に生育します。樹皮は滑らかで白く、光沢があります。幹は堅く密で、貴重な加工材です。春には、白い小花を咲かせます。
ミヤマホウソ(アワブキ科)
ミヤマハハソとも呼ばれ、夏にやや垂れ下がった枝の先に円錐状の小さな花をたくさんつけます。秋には、暗紫色の実をつけるのでよく目につくでしょう。葉の形は、コナラに似ています。
ミヤマハハソとも呼ばれ、夏にやや垂れ下がった枝の先に円錐状の小さな花をたくさんつけます。秋には、暗紫色の実をつけるのでよく目につくでしょう。葉の形は、コナラに似ています。
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お問い合わせ先
自然環境課
島根県庁 自然環境課 〒690-8501 島根県松江市殿町128番地 東庁舎3階 Tel:0852-22-6172/6517(自然公園管理係) 0852-22-5348/6433(自然公園施設係) 0852-22-5347/6377/6516(自然保護係) 0852-22-5724 (隠岐ジオパーク・自然公園活用推進係) Fax:0852-26-2142 E-mail:shizenkankyo@pref.shimane.lg.jp(代表) shizen-koen@pref.shimane.lg.jp(自然公園許認可担当)