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植物を観察してみよう!〜ヤドリギ〜
ヤドリギは、自分で養分を作り出す葉緑素を持っていながら、ブナやミズナラ、ケヤキなどに寄生し、これらの宿主となる木からも養分を得ているため、半寄生植物と呼ばれています。もし手が届くあたりに実がついていたら、一粒口に含んでみてください。ほんのりと甘い果肉はたいへん粘っこく、指に付けて伸ばすと長く糸を引くほどです。ヤドリギの実は野鳥に好んで食べられ、いろいろな場所へ運ばれていきます。やがて、フンに混じった果肉の粘液は、消化されなかった種が排泄されるとき、新しい宿主となる木の枝に種を上手にくっつける接着剤の役割を果たすのです。
【ヤドリギの種子。緑のツノのようなものは寄生根】【天狗の巣のようなヤドリギ】
お問い合わせ先
自然環境課
島根県庁 自然環境課 〒690-8501 島根県松江市殿町128番地 東庁舎3階 Tel:0852-22-6172/6517(自然公園管理係) 0852-22-5348/6433(自然公園施設係) 0852-22-5347/6377/6516(自然保護係) 0852-22-5724 (隠岐ジオパーク・自然公園活用推進係) Fax:0852-26-2142 E-mail:shizenkankyo@pref.shimane.lg.jp(代表) shizen-koen@pref.shimane.lg.jp(自然公園許認可担当)