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松江市法吉地区で見られる鳥類


ウグイス
春告げ鳥として、鳴き声はよく耳にしますが、笹薮などで生活しているため、姿はなかなか発見できません。藪の中では、活発に動きながら昆虫などを食べています。冬期、市街地の生垣などに現れることもあります。繁殖期にオスがメスを呼ぶさえずりは、「ホーホケキョ」ですが、それ以外の時期には「チャッ、チャッ」と鳴きます。そのほか警戒の意味がある鳴き声など、数種類の鳴き方があります。
ウグイス


キセキレイ
カワラスズメとも呼ばれ、河岸や民家のまわりで繁殖します。水上を飛ぶ昆虫や水中の昆虫の幼虫などを主食にしていて、川と密接なかかわりを持った生活をしています。
キセキレイ

   
キビタキ
スズメ大の美しい鳥。オスの喉と胸は橙黄色で、鮮黄色の眉斑を持っています。ピョッピョックルルルと、オオルリによく似た声でさえずりますが、オオルリは歌の最後にジィジィとつけるので聞き分けることができるでしょう。山間部の森林に夏鳥として渡来し、繁殖します。
キビタキ

  
コゲラ
キツツキの仲間。スギなどの枯木をつつくことで、中に棲むアリなどを追い出して食べたり、産卵のために4〜5cmの丸い穴をあけます。木をつつくときは、連続的に大きな音を出しますが、これを「ドラミング」と呼んでいます。

  
セグロセキレイ
カワラスズメとも呼ばれ、河岸や民家のまわりで繁殖します。水上を飛ぶ昆虫や水中の昆虫の幼虫などを主食にしていて、川と密接なかかわりを持った生活をしています。
セグロセキレイ

  
タカのなかま
クマタカ、トビ、オオタカ、サシバなどが島根県で見られるタカの仲間です。この中で最大なのがクマタカで、つばさと尾にはっきりした横しまがあります。また、胸には縦方向への黒斑がたくさんあります。
トビは鳴き声と三味線のバチのような尾が特徴です。オオタカはトビより少し小型で、つばさと尾、胸から腹部にかけて横しまがついています。
夏鳥として飛来するサシバは、トビよりかなり小型で、飛びながら「ピン、クィー!」と鳴きます。
タカのなかま

  
ツバメの見分け方
ツバメの仲間には、一般的なツバメ、コシアカツバメ、イワツバメがいます。ツバメは、のど元の一部が赤褐色で、黒い帯がついています。腹は白色をしており、お碗型の巣を作ります。
コシアカツバメは、背中の一部に赤褐色の羽が見られます。腹は淡褐色で、縦斑がついています。ツボ型の巣を作ります。
イワツバメは尾が短く、背中の一部が白色をしています。腹も白色で、巣の形はトックリ型をしています。
ツバメの見分け方
   
ホオジロ
草原を主なエサ場としていますが、雌を呼び寄せたりなわばりを宣言するためにさえずるのは木のてっぺんやこずえの先端です。さえずる声は美しく、「一筆啓上仕り候」と聞こえると言われています。
ホオジロ

   

お問い合わせ先

自然環境課

島根県庁 自然環境課   〒690-8501   島根県松江市殿町128番地 東庁舎3階
   Tel:0852-22-6172/6517(自然公園管理係)
        0852-22-5348/6433(自然公園施設係)
    0852-22-5347/6377/6516(自然保護係)
        0852-22-5724 (隠岐ジオパーク・自然公園活用推進係)
   Fax:0852-26-2142
   E-mail:shizenkankyo@pref.shimane.lg.jp(代表)
           shizen-koen@pref.shimane.lg.jp(自然公園許認可担当)