西中国山地国定公園

この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の2万5千分の1地形図を複製したものである。（承認番号平17総複第859号）

　この公園は、石見地方の広島、山口両県境部に続く延々４０kmにわたって細長く接する中国山地の脊稜一帯と、その断層線に沿って形成された深い峡谷とから成っています。

東部エリアは、邑南町（おおなんちょう）と浜田市にまたがり、阿佐山（あさやま）、天狗石山（てんぐいしやま）、冠山、雲月山（うんげつさん）、大佐山（おおさやま）などの標高１，０００ｍ級の山々を中心とした山岳地域が公園として指定されています。

　阿佐山の山麓部には瑞穂ハイランドスキー場があり、冬季は多くのスキーヤーが訪れます。また、キャンプや登山などの利用も盛んで、四季を通じて自然体験ができるゾーンとなっています。

　中部エリアは、西中国山地国定公園の最高峰・恐羅漢山（おそらかんざん）をはじめとした山岳部と、恐羅漢山を源流とする表匹見（ひきみ）峡、裏匹見峡、奥匹見峡の３つの変化に富んだ渓谷からなっており、四季折々の自然の中で登山、キャンプ、自然探勝などが楽しめます。

　西部エリアは、西中国山地国定公園の西端にそびえる標高１，２６３ｍの安蔵寺山（あぞうじさん）をはじめとする山々と、山口県境を流れる深谷川に刻まれた長瀬峡などの渓谷で登山や合宿などに利用されています。

【西中国山地国定公園の施設・名所】

　【東部エリア】

　◆瑞穂ハイランドスキー場

　【中部エリア】

　◆奥匹見峡

　◆表匹見峡

　◆裏匹見峡

　【西部エリア】

　◆安蔵寺山

　◆ゴギの郷

　◆長瀬峡

【中国自然歩道】

　匹見峡・安蔵寺山コース