松江市美保関（みほのせき）町美保関

　その昔、舟人たちが入港の目印にしていた五本の松が、大名行列の邪魔になるとして一本が切られてしまいました。

　航海の大切な目印であるこの松を何とかして残したいと、有名な民謡「関の五本松節」の"後は切られぬ夫婦松"という一節になったという言い伝えがあります。

　今では、台風や松くい虫被害などから、これらの松も三代目となっています。五本松公園の約5,000本のつつじは、ゴールデンウィークの頃に見頃を迎え、その鮮やかな色は、見下ろせる美保湾の海の青と見事なコントラストとなります。

　県で整備している展望台(東屋)や展望デッキからも、思わず深呼吸したくなるような景色が目の前に広がります。

　五本松公園へは、以前は観光リフトでも登ることができましたが、平成１９年４月以降リフトが休業しており、約500mの遊歩道をゆっくり植物などを楽しみながら歩いて上ります。

【お問い合わせ先】

　美保関地域観光振興協議会：(０８５２)７２−２８１１

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　　　　【五本松公園】　　【海とつつじのコントラスト】　　【園内歩道】　　　【関の五本松】