出雲市大社町日御碕（ひのみさき）

ＪＲ出雲市駅からバス25分、大社連絡所下車バス乗換22分

　日御碕（ひのみさき）園地周辺には、多くの見所が点在します。中心となる白亜（はくあ）の日御碕灯台は、明治36(1903)年に完成し、平成15(2003)年には点灯100周年を迎えました。灯台の高さは海上から約44mで、石造りの灯台としては東洋一と言われています。灯台内部は公開されており、頂上部からは日本海を遠く見渡すことができます。

　白い灯台に対し、日御碕神社は、松林に囲まれ、神殿の朱色が映えています。国の重要文化財に指定されている社殿は、徳川家光が10年以上の歳月をかけて建てた権現（ごんげん）造りです。

　経島（ふみしま）は、その日御碕神社の南西の海岸から眺望でき、万巻の経本を積み上げたごとく見えることから経島と名付けられたといわれ、ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されています。

　また、灯台付近の西海岸は、伯陵園と呼ばれる松林で、「鳥見台」と呼ばれる小高い丘からは、その経島を見下ろすことができます。これらの見所を快適に楽しんでいただけるよう、日御碕園地周辺には、遊歩道や休憩所、展望台、トイレ、駐車場等を整備しています。

日御碕カスミサンショウウオ生息地（みんなで守る郷土の自然）

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