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鷹入の滝自然観察路
- 所在地
安来市伯太町上小竹(地図【マップonしまね(外部サイト)】)
- 交通案内
1.自動車
伯太川に沿って県道9号(安来伯太日南線)を南下。母里、赤屋を過ぎ、県道本山伯太線より町道久之谷線へ入り、しばらく行くと左側に滝への案内板があります。駐車場は20台分。途中、案内板が何ヶ所も出されているので、それに従えば道に迷うこともないです。
- 地域概要
鷹入の滝は、鳥取県との県境にある標高704mの鷹入山の中腹にある三段の滝で、「島根の名水百選」、「平成の名水百選」「秘境地としてすばらしい名水部門全国第2位」(環境省)に選ばれています。
小川に沿ってなだらかな道を行くと杉木立、奇岩を経て約15分で滝に着きます。この道はよく整備されています。
本滝の高さは10m、木々に被われた薄暗い岩壁の中を一気に落ちます。滝壺の前には伝説の女神を奉ずる祠があります。二の滝、三の滝は明るく水が輝き、三の滝の前には東屋が、対岸には平成元年八月に地元の人々によって建立された「ほほえみの像」があり私たちを迎えてくれます。
春には、駐車場付近の桜の花も楽しめます。また、滝や周囲の小川では、春から夏にかけて子供の水遊びや緑陰、涼風を求めての散策にちょうど良いです。
なお、トイレは駐車場及び滝の下にあります。
- 鷹入の滝伝説
今から約400年前、この地に坂根彌藤次という鉄山師が住んでいました。ある日鷹入山で狩りを行い、この滝で昼寝をしていると、夢に女神が現れて「吾は日野の郡の黒坂の滝の女神であるが、近頃、水源に田をこしらえたため不浄で居心地が悪くなった。しかし、住み馴れた処で逃げるのもいやだから、朝の間は黒坂で、陽が昇ってからはこの滝に移り住みたい。」と告げました。そこで彌藤次は村人と話し合い、総出で黒坂の滝神社から女神をお迎えし、この滝にお宮を造り祭った、と伝えられています。
(平成28年10月更新)
お問い合わせ先
自然環境課
島根県庁 自然環境課 〒690-8501 島根県松江市殿町128番地 東庁舎3階 Tel:0852-22-6172/6517(自然公園管理係) 0852-22-5348/6433(自然公園施設係) 0852-22-5347/6377/6516(自然保護係) 0852-22-5724 (隠岐ジオパーク・自然公園活用推進係) Fax:0852-26-2142 E-mail:shizenkankyo@pref.shimane.lg.jp(代表) shizen-koen@pref.shimane.lg.jp(自然公園許認可担当)