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真砂自然観察路

  • 所在地山頂からの眺め

益田市波田町(地図【マップonしまね(外部サイト)】

 

  • 交通案内

1.自動車

益田市内から約15km、国道191号を経由し、県道益田澄川線を匹見町方面に向かう。所要時間約25分。

 

  • 地域概要

 真砂遊歩道は、益田市の最高峰である日晩山(標高744m)を巡る約5kmの行程を有し、豊かな自然、景観の美しさ、故事・伝説を伝える遺跡等が訪れる人々の人気を得ている。

 日晩山の名は、遠く平安時代、菅原道真が太宰府へ左遷される際、山麓の峠に差し掛かったとき日没となり、夜を撤して辿ったという言い伝えから呼ばれるようになったといわれており、付近には故事にちなんだ石碑・地名が多い。

 また、遊歩道の一部は旧街道であり、近隣の国道が整備される以前は匹見と益田をつなぐ道路として主要な役目を果たしていた。当時からずっと湧き出ている湧水や茶屋屋敷跡・古い鳥居等が今でも見られ、往時がしのばれる。

 遊歩道一帯は、マツ類やスギ・ヒノキの植林地と、二次林からなり、部分的にコナラやクヌギの群落が見られる。

 トンボ・チョウ類等、多くの昆虫類やキジ、ヤマガラ等の鳥類、小型のサンショウウオ、さらにはノウサギやタヌキ等の哺乳類も多く、豊かな自然が残されている地域である。

 入口より約800m、谷川のせせらぎを聞きながら雑木林の中を登ると、猿田彦大神を祀る鳥居と石碑のある五合目に達する。小鳥の声を楽しみながらさらに約400m登ると湧水に至る。乾いた喉を冷たい水で潤し約100m、視界がひらけると日晩峠(標高480m)である。

 日晩峠の展望台からは、はるか日本海からそれに連なる山々を一望でき、そのすばらしい眺望は山登りの疲れを吹き飛ばしてくれる。峠の小公園には3基の歌碑があり、トイレも設備されている。

 健脚の方には、日晩山周回コースをお勧めしたい。日晩峠からチマキ笹をかきわけながら稜線を約1800m登ると、日晩山山頂に達する。山頂より天然林の間を谷沿いに下り、蛇滝を経て遊歩道入り口に至る一周コースとなる。

 

登山道 標識の写真

 

 

 登山マップ

 

登山マップ

 

(令和4年7月更新)


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