• 所在地

　松江市美保関町法田（諸喰）（地図【マップonしまね（外部サイト）】）

• 交通案内

　1.自動車

　松江駅より美保関方面へ。手角集会所手前の交差点を左折し1.7kmのところで右折。そのまま約10km程走ると法田公民館。約24.7km、約55分。

　2.バス

　(1)松江駅より一畑バス美保関ターミナル行き終点下車、コミュニティバス法田・諸喰・雲津線に乗り換え、法田で下車。

　(2)松江駅より福浦～法田経由で約40分(２月～10月要確認)

　(3)松江駅より七類経由で約40分(通年)

• 地域概要

　このコースは日本海に面する名勝「美保の北浦」の一部です。法田公民館を起点とした約2.5kmの自然観察路で、法田地区の自治会が中心となり活動をしている。

　大山隠岐国立公園及び、ジオサイトの一部として指定されているポイントがあり、集落に沿う林道にはアジサイやスイセンが咲き誇る。

　小諸喰コースは、入江を縁取るように海岸線を約750mにわたり散策できる。潮風に吹かれながら自然が造形した地層や岩があり、楽しむことができる。

　内田花園コースは、集会所より集落内を通り、荒神社方向へ上ると左方向に進み、七類港を眺めることができる。林の中を進んで行くと手入れをされた花園につながり、四季折々の花を楽しみながら隠岐汽船の出入りする様子を眺められる。約715m。

　現在は未整備のため立入は困難だが、磯へ降りていくと波蝕棚があり、干潮時には凝灰質砂岩、泥岩、凝灰石、黒色頁岩が広くみられる。ここからはシジミの化石などが観察される。
　法田峠コースは、谷間を約540m散策するコースで、このあたりにはキジが生息しており、出会えることもある。そっと見守ってあげて欲しい。峠を越えて進んで行くと境水道側へ続く。

　灯台コースは、釣鉾山にある灯台から麓の海岸までの535mを散策できる。集会所前では、潮の干満で潮溜まりができ、磯の生き物の観察ポイントである。釣鉾山麓からは小さな入江をくるりと見渡すことができる。

　【植物】

　ハマビワ・ツバキ・アカメガシワ・オオバグミ・トベラ・ビナンカズラ・シャリンバイ・イヌビワ・タブ・マサキ・クロガネモチ・ナツヅタ・ヒサカキ・テリハノイバラ・ハスノハカズラ・ハマボッス