島根県奥出雲町と鳥取県日南町の県境に位置する船通山は、一帯が比婆道後帝釈国定公園に指定されており、豊かな自然が残る貴重な地域となっています。（詳しくはこちらをご覧ください。）

しかし、一部の利用者により、船通山の貴重な動植物が採取される事案も発生しており、自然保護に対する意識の啓発が必要となっています。そこで、公園利用者への自然保護に対する意識の啓発を図るため、島根森林管理署、環境省、奥出雲町、船通山友の会、島根県の共同作業により、自然保護啓発看板の整備を行うこととしました。

当日はあいにくの雨模様・・・彡(-ω-；)彡

船通山友の会からの挨拶の後、現地に移動し、作業開始です！！

亀石コースと鳥上滝コース、それぞれの入口に看板を設置しますo(*ﾟ▽ﾟ*)/

【亀石コース】

設置する看板は重さが約５０キロ近くあるので、みんなで協力して運びます┗(｀・ω・´)┛

看板を設置する場所を確認して、さぁ穴を掘ろう(oﾟ∀ﾟo)!!!と思ったら・・・穴を掘り始めてすぐ、ガツーンとスコップに当たる物が☆土の中から大きな石が次から次と出てきて、

思うように作業が進みません(￣◇￣;)！！時にはスコップと石のぶつかり合いで火花が飛ぶことも(☆_☆)

みんなで交代しながら掘り続けること一時間近く！！ようやく看板が立てられるほどの穴を掘ることができました。

出てきた石の数々↑↑これはごく一部で、これ以外にもたくさんの石が出てきました。看板を立て、バランスなどを確認した上で、土を被せ看板を固定します。

板面を設置したら完了です！！作業の進行を妨げていた石は、看板を固定するのに一役買ってくれましたv(｡･ω･｡)v♪

【鳥上滝コース】

亀石コースに続き、鳥上滝コースにも看板を設置します。

鳥上滝コース入口から少し登った場所に設置するため、現場までみんなで資材を運びます！！

亀石コース入口のように土の中から大きな石がたくさん出てくるのかなぁ(´・ω・｀)と心配していましたが、厚く積もった森林土壌のおかげで、あっという間に穴が掘れ、看板の設置をすることが出来ましたヽ(^◇^*)/

船通山は春に咲くカタクリの花が有名ですが、それ以外にもたくさんの動植物が船通山の四季折々の自然を楽しませてくれます。そんな豊かな自然を守るためのルールや自然を大切にする心を身につけること。それが看板設置により皆さんに伝わっていく事を期待します*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*