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初夏に雪?「なんじゃもんじゃ」(松江城山公園)

 心地よい陽気。心も弾み、花を愛でに外出したくなりますね。

 今回は、桜の散ったこの時期の松江城山公園を真っ白な花で彩る「なんじゃもんじゃ」について紹介します。

 

 この奇妙な名前の由来は、定かではありませんが、昔から、名前の分からない不思議な木は「なんじゃもんじゃの木」と呼ばれており、この木も名前が分からずこう呼ばれてきたのではないでしょうか。この「なんじゃもんじゃ」の正式名は、「ヒトツバタゴ」。高さ約15mくらいになる落葉樹で、岐阜県、愛知県の木曽川流域の一部と対島(長崎県)に分散して分布しています。また、朝鮮半島や中国でも見られるようです。日本のこれら3県の自生地は国の天然記念物にも指定されている珍しい樹木なのです。

 

 それではなぜ、珍しい木が松江城山公園にあるのでしょうか。これは、戦前、朝鮮半島で植林の仕事に携わっていた松江市出身の杉坂治さんが持ち帰り、郷土への恩返しとして昭和15年に松江市に寄贈、松江城山公園に植えられたからです。

 植樹後すくすくと育った「なんじゃもんじゃ」は、毎年5月上旬に一斉に開花します。真っ白な花が木全体を被う様は、まるで初夏に雪が降り積もったかのように見え、実に見事です。

 この美しい風情を楽しめるのは、開花してから10日間くらいですので、お早めにお出かけください。

 

 (りびえーる掲載日:平成21年5月10日)

 


 

 ナンジャモンジャの木なんじゃもんじゃの花

 「なんじゃもんじゃ」の木(松江城山公園)「なんじゃもんじゃ」の花(松江城山公園)

 

 

 

 


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