• 背景色 
  • 文字サイズ 

三瓶山麓コース

北の原の自然林

 

コースの概要の画像
 三瓶山(さんべさん)は、西・東・北にそれぞれ広大な草原をもったトロイデ型火山で、国立公園に指定されています。優美な裾野のうえには、男(お)三瓶山・女(め)三瓶山・子(こ)三瓶山・孫(まご)三瓶山などの峰々が環状に連なり、その内側に室の内(むろのうち)と呼ばれる火口があります。このコースは、三瓶山の麓を巡るコースで、出雲市佐田町〜三瓶山〜美郷町湯抱(ゆがかえ)温泉と続きます。
モデルコースには、北の原の自然林から西の原の草原へ続くコースと浮布池(うきぬののいけ)から山を越えて湯抱温泉へ至るコースがあります。

 

MAP
 
  

北の原・西の原モデルコース

●指書の名号

 北の原の東にあって、松の根本の自然石に「南無阿弥陀仏」と刻んであり、明光上人が指で書いたものと伝えられている。

 

●北斜面自然林

 男三瓶林北側斜面の森林は、古くから伐採などの人為的な影響を受けることが少なかった。そのため、島根県では貴重な存在となっているブナの自然林が残されていて、国の天然記念物に指定されている。

 

自然観察モデルコース

 国立三瓶青年の家の東側からの北の原自然林を通って姫逃池(ひめのがいけ)に至る2.5kmの自然観察路で、植物の名札や自然解説板が設けられている。また、島根県からセルフガイドも発行されている。

 

●姫逃池(ひめのがいけ)

 北の原の草原の中に静かにたたずむ伝説の池で、カキツバタやジュンサイなどの群落があり、また珍しい浮島も見られる。

姫逃池

 

 

 

 

 

 

 

 

 

島根県立三瓶自然館(サヒメル)(外部サイト)

 館内は、西日本有数規模の大型映像スペースに大別され、島根県の自然分布や伊達(だて)鳥類コレクションの常設展示などで、見て触れて、自然に学べるミュージアムとなっている。迫力満点のビジュアルドームがおすすめ。

三瓶自然館

 

 

 

 

 

 

 

 

北の原キャンプ場(外部サイト)

 北の原のクロマツ林の中に広がる県下最大のキャンプ場で、各種の施設も整備されていて、シーズン中は、県内外から多くのキャンパーで賑う。

 

西の原・湯抱モデルコース

●西の原

 「定めの松」が訪れる人を迎えてくれる。西の原は、三瓶山を代表する草原で、男三瓶・子三瓶・孫三瓶の三山を間近に仰ぎ、牛の放牧もされ、雄大な景観が広がる。また、男三瓶山への登山口にもなっている。レストハウス西の原があり、食事・休憩ができる。

 

●定めの松

 高さ20m余り、根回り11m、樹齢350年以上と推定される老木。その昔、方角を見定める目印としたところから、この名がついた。

 

●浮布池(うきぬののいけ)

 西の原から歩いて15分のところにある三瓶山で一番大きい池で、ボート遊びや釣りが楽しめる。

浮布池と三瓶山

 

 

 

 ←浮布池と三瓶山

 

 

 

 

 

●湯抱(ゆがかえ)温泉

 美郷町(みさとちょう)の粕淵(かすぶち)に近い、女良谷(めらだに)川に湯けむりをあげる静かな温泉。現在では、湯治場の雰囲気は薄れたが、山の湯の自然環境は失われておらず、訪れる温泉客は多い。泉質は含土類食塩泉で、リュウマチや神経痛に効能がある。

湯抱温泉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●鴨山公園

 湯抱温泉の鴨山(かもやま)は、万葉の歌人柿本人麿(かきのもとひとまろ)ゆかりの地といわれており、これを記念して温泉街の近くに鴨山公園が設けられている。ここには、人麿にちなんだ斎藤茂吉(さいとうもきち)の歌碑が立っている。また近くには斎藤茂吉鴨山記念館がある。

 

リンク


お問い合わせ先

自然環境課

島根県庁 自然環境課   〒690-8501   島根県松江市殿町128番地 東庁舎3階
   Tel:0852-22-6172/6517(自然公園管理係)
        0852-22-5348/6433(自然公園施設係)
    0852-22-5347/6377/6516(自然保護係)
        0852-22-5724 (隠岐ジオパーク・自然公園活用推進係)
   Fax:0852-26-2142
   E-mail:shizenkankyo@pref.shimane.lg.jp(代表)
           shizen-koen@pref.shimane.lg.jp(自然公園許認可担当)