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CALS/EC(キャルス・イーシー)の概要

 

CALS/ECとは           

 

【一般的には】

 従来、紙で交換されていた情報を電子化するとともに、インターネット等を活用して公共事業に関連する多くのデータベースを連携して使用できる環境を創出する取り組みです。 「公共事業支援統合情報システム」の略称として使用されています。

 

【具体的には】

 業務委託で設計コンサルタント会社が作成したCAD図面を、発注者は工事の発注図面として加工(利用)し、ホームページに発注図面を掲載することで、建設業者は発注者の事務所に出向くことなく、会社で閲覧やダウンロードができ、入札においても同様に会社からインターネットを介し、場所と時間にとらわれずに応札ができます。

  (従来は、紙での図面を入札前に発注者事務所の閲覧室において、閲覧・手書きでメモをとり、入札の日時に、発注者事務所入札室へ出向き、応札していました。)

 工事施工時は、そのCADデータをメール等で貸与でき、施工計画図等の作成に利用できます。さらに、施工完了時に完成した図面の電子データ等を紙に出力せずに電子のまま提出し、パソコン画面で検査し、その後、発注者は台帳等を作成する際にその電子化された図面を利用するなど、電子データにしてあれば、省資源(パイプファイルやインク代)、省スペース(保管書庫)化が図られるばかりか、様々な場面・用途に使用可能となります。

 

【大きく分類すると】

・CALSは、電子納品やメール等を活用した情報共有のこと、

・ECは、電子入札・入札情報サービスや電子契約のことです。

 

 

 CALS=Continuous Acquisition and Life-cycle Support 「継続的な調達とライフサイクルの支援」

 EC=Electronic Commerce 「電子商取引」

 

 

CALS/ECの基本的な考え方

  公共事業の調査、計画、設計、入札施工及び維持管理の、各事業プロセスで発生する図面、書類及び写真等の各種情報を電子化し、通信ネットワークを利用して、関係者間及び事業プロセス間で効率的に情報を交換、共有、連携できる環境を創出します。これによりコスト縮減、品質の確保、業務の効率化及び透明性の向上が図られます。
ながれ

                         CALS/EC全体イメージ

 

 

CALS/ECの主な内容

 ・電子入札

   公共事業の入札手続きをインターネットを介して行います。

 ・電子納品

   業務及び工事の成果品(書類、図面、写真等)を要領等に基づいて電子化します。

 ・情報共有(交換)

   業務及び工事施工時に行われる受発注者間のやり取りを、電子情報により共有(交換)を行います。

 

 


お問い合わせ先

技術管理課

〒690-0887 島根県松江市殿町8番地(県庁南庁舎)
【品質管理、成績・表彰に関すること】
 TEL 0852-22-5389(工事品質管理スタッフ)
【公共事業評価、総合評価方式に関すること】
 TEL 0852-22-5650(公共事業調整スタッフ)
【積算基準・単価に関すること】
 TEL 0852-22-5942(農林設計基準係)
 TEL 0852-22-5941(土木設計基準係)
【しまね・ハツ・建設ブランドに関すること】
 TEL 0852-22-6550(企画調査係)
【公共土木施設の老朽化対策、i-Constructionに関すること】
 TEL 0852-22-6014(長寿命化推進室)
【その他】
 FAX 0852-25-6329
 e-mail gijyutsu@pref.shimane.lg.jp
※入札参加資格、電子入札については、土木総務課建設産業対策室(0852-22-5185)にお問い合わせください。