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維持管理の現場(平成30年度)

沈砂池流入ゲートの更新工事を行いました。

 宍道湖東部浄化センターでは、平成30年7月26日~11月22日の間、沈砂池に設置されている「沈砂池流入ゲート」の更新工事を行いました。

 「沈砂池流入ゲート」とは、下水管から流入してくる汚水に含まれる大きなゴミや砂を沈めて取り除く施設(沈砂池)の入口に設置する鋳鉄製の扉です。今回設置した流入ゲートは、幅2m、高さ2.6m、重さが約5tあります。

 この重量物を地下4階に設置するため、大型クレーンを使って地上から吊り下げる作業になりますが、開口部が多く墜落の危険もあるため、作業区域にバリケードや立入禁止の表示を行うなど安全確保に努めていただきました。また、流入ゲートには高い水密性が求められるため、設置後の開閉動作に支障が出ないように精密な調整を行う必要がありました。

 宍道湖流域下水道(東部浄化センターと西部浄化センター)では、終末処理場としての機能を保全するため、日々の点検と維持修繕に努めています。

 

流入ゲート搬出写真 流入ゲート搬入写真1 流入ゲート搬入写真2

 

流入ゲート搬入写真3 角落とし設置写真 設置調整写真

 

 

緑地帯の樹木せん定と除草を行いました。

 宍道湖東部浄化センターでは、平成30年9月、緑地帯の樹木せん定と除草を行いました。

 樹木管理及び除草業務は、処理場内及び周辺の良好な景観と環境を保持するために、さらには、見通しの確保といった保安管理上も重要な業務です。

 植樹帯については、植栽の目的や機能、樹木の特性を理解した上で、枝打ちや下草刈り、つる植物の駆除等を適切に行う必要があります。また、草地については、除草の効果が最大限に得られる時期と方法を選ぶ必要があります。

 宍道湖流域下水道(東部浄化センターと西部浄化センター)では、施設管理者である県と維持管理業務受託者、太陽光発電事業者が連携・協力して、計画的に樹木管理と除草業務を行っています。

 

施工前1施工後1

 

施工前2施工後2

 

施工前3施工後3

 

 

マンホールポンプ場の定期点検を行いました。

 宍道湖東部浄化センターでは、平成30年7月13日、松江市内にあるマンホールポンプ場の1ヵ月点検を行いました。

 下水道は、高い所から低い所へ自然の流下を利用して下水管の中を下水が流れています。ただし、土地の勾配が小さい平野部では、下水管が長くなると自然流下だけでは流すことが難しくなります。そこで、中継地点のマンホールの中にポンプを設置して下水を地表近くまで揚水し、再び自然の流下で処理場まで送っています。

 宍道湖東部浄化センターでは、東部処理区内2カ所のマンホールポンプ場を1ヵ月、3ヵ月、1年の単位で、マンホールポンプの機能維持のために必要な点検と整備、管渠流量計のデータ回収を行っています。マンホールは交通量の多い路上にあるため、点検作業は安全の確保を最優先にして行われています。

 また、宍道湖西部浄化センターでは、西部処理区内5カ所の中継ポンプ場を1週間単位で巡回点検を行っています。

 

通行規制 現地KY活動 マンホール内の状況確認

 

作業員の入孔 表示水位と実水位の目視確認 非常用発電機の点検

 


お問い合わせ先

宍道湖流域下水道事務所

〒690-0023 島根県松江市竹矢町1444
TEL:0852-37-0216 
FAX:0852-37-0447 
Mail:toubujouka@pref.shimane.lg.jp