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長浜人形(ながはまにんぎょう浜田市

長浜人形の写真

 明和年間(1765年頃)に初めて焼かれたと伝えられる「土人形」は、武家のように衣飾ひな人形や武者人形を飾る余裕のなかった町人の間で広まったといわれる。長浜は良質の粘土が産出する地であり、江戸時代から人形師が多かったのである。当初より博多人形と同系統の素焼きの土人形を作っており、現在もその技術が受け継がれている。長浜人形は、石膏で作った元型に入れて型どった粘土を800度で素焼きしてから岩料で着色していくもので、作品は内裏雛や十二支など、いずれも素朴な表情と温かみを持ち合わせている。手間のかかる作業ではあるが、あくまでも手づくりにこだわり、その一体一体に職人の技術と思いが込められている。

 

 

 

【製造過程】原型(土型)→石こう型作り→粘土型抜き→乾燥→釜入れ→胡粉塗り→仕上げ
【主な製品】内裏雛人形・天神・恵比寿・大
【製造事業者】
●日悟(ひのしさとる)(平成10(1998)年11月16日指定)
「日下義明商店」〒697-0063浜田市長浜町1419-1TEL0855-27-0233
●渡真奈美(令和元(1989)年12月23日指定)
「島根の招き猫工房」〒699-3212浜田市三隅町向野田605-5TEL090-1011-4217

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