出西織(しゅっさいおり)出雲市
技術技法は江戸時代に確立されている。出雲市斐川町出西では、昭和30年(1955年)から機織りが始められた。出西織は、白綿・茶綿の自家栽培から始まり、糸ぐるまでの綿手紡ぎや「発酵建て」と呼ばれる伝統の藍染め、そして手織りまで全てを創始者である多々納桂子氏が一人で手がけている。発酵建ては別名「地獄建て」といわれるほど熟練の腕を要求されるものである。手紡ぎの糸は繊維が短く弾力にとんで復元力が強いことを特徴としていることから、出来上がった製品は、いずれも独特のざっくりした布味を持っている。使い込むほど味の出る、暮らしに密着した手織物として広く愛用されている。
【製造過程】綿栽培→綿種とり→綿打→綿手紡→糸染め→糸巻き→せい経(せいの字は「制」の下に「正」)→機織り
【主な製品】服地・帯地・テーブルクロス
【主な製品】服地・帯地・テーブルクロス
【製造事業者】
■多々納(たたの)朋美(平成12(2000)年3月25日指定※令和5(2023)年3月6日指定変更)
〒699-0612出雲市斐川町出西3655TEL0853-72-3120
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「出西織多々納工房」フェイスブックページ:https://www.facebook.com/shussaiori/(外部サイト)
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