安来織(やすぎおり)安来市
安来織は絣織から発展したもので、その技法が確立したのは江戸時代だといわれている。よこ糸に絣を織った絵絣の工芸品であるが、もとは絹糸を使用していた。しかし、絹糸が手に入りにくくなったため現在の素材となったのである。絣はよこ糸として手で括らせ、藍で先染めし織り上げた製品は、強いうえ洗えば洗うほど絵模様が鮮明になり独自の美しさが出てくる。河井寛次郎からのアドバイスを受けながら製作し、彼の展示会に出品した際の評判の良さがきっかけとなり本格的につくられるようになった。安来織のトレードマークは、棟方志功の描いた観音様が図案となっている。また、元県知事の田部長右衛門や版画家の長谷川富三郎といった著名人らも原画を手がけている。
【製造過程】種糸づくり→糸染め→機織
【主な製品】のれん・帯・テーブルセンター・ざぶとん
【製造事業者】
【主な製品】のれん・帯・テーブルセンター・ざぶとん
【製造事業者】
■遠藤京子(昭和57(1982)年3月31日指定※平成23(2011)年3月14日指定変更)
〒692-0011安来市安来町1397TEL0854-22-2578
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紹介ページ(「出雲かんべの里工芸館」より):https://kanbenosato.com/craft/37/(外部サイト)
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